不思議な話一覧

黄色い縄跳び

谷拓さん(仮名)は学生時代付き合った彼女とは忘れられない思い出があるといいます。 谷さんはその彼女とはとてもウマが合い、長年暮らしたオシドリ夫婦のように気持ちが通じ合えたそうです。 そんな二人...

深夜の留守電

でも眠気のせいか体が動かず、すぐそばにある電話に出られない。 そのうち留守電に切り替わり、録音しながら友人A子の声が聞えてきた。 「お父さんが交通事故を起こして即死したって連絡があったの。 ...

白い人

五年前に死んだ祖父がよく言ってた話。 今から60年以上前で戦時中で神戸であった話だそうだが、ある日、祖父が空を見上げたときに白い布みたいなのが飛んでた。 よく見てみると布ではなくて顔も体も...

三つ巴

うちの近所では、左回りにグルグルと螺旋を書くように順繰りに死人が出た。 昭和50年代に開墾された住宅街で、同世代ばかりなのだけれども、31歳の長男を亡くした家もあれば、16歳の娘さんを亡くした家...

後輩の声

俺が大学3年の時の怖い、というか悲しい話。 当時テニス部員だった俺は、夏休みに恒例の夏合宿へと行った。 テニスコートを備えた、山の中の安い温泉旅館で5泊6日の日程だった。 テニス部といっても...

お不動様のお札

ランニング男・白い服の女性・市松人形・に続き十代の頃の話です。 よく何方の家庭でも台所や火を使う所にお不動様のお札を置いてあったりしますね。 我が家もやはりお札を置いておりました。 私を含め皆あ...

メイク係

Aさんという俳優がいました。 ある日、大阪の道頓堀で撮影があり、大阪に向かい、メイク室で待っていました。 他のタレントや俳優たちは、担当のメイク係が既に来ていたのですが、Aさんだけメイク係がなかな...

合わない土地

オレの話は怖いと言うより不思議な話なんだが、どうして『合わない』土地・場所があって、それは以前の仕事で出張していた東北のある田舎町なんだ。 出張先だから訪れる回数は多いのだが、そこへ行くと、突然...

足の無い幽霊

以前、住んでいた家での事。 ご近所の奥さんと仲良くなり、遊びに来て貰った時、 「旦那さんの身内の方で足の無い人いる?事故とかじゃなくて病気で切断した方」 と聞かれ、旦那に聞いてみたけど ...

無言の母親

中学時代の話。 夜9時ごろ、2階の居間でTVを見ていた。 居間の隣はすぐ廊下で、その廊下のドンつきに机が置いてあって、ガラスの障子を挟んで居間のTVが置いてあるので、TVの正面に居ると机も見え...

心霊特集番組に映る女性

今から15年くらい前の話です。 私は、TVで特番の心霊特集番組を見ていました。 その時、両親は外出しており、弟も塾に行ってて留守だったので、家には私一人しかいませんでした。 弟もその番組を見...

念力

別に怖くも霊的でもない話だけど。 長男がまだ2歳になるやならずだった頃。 旦那が2階で見ていてくれるというので、任せて自分は下の小さな花壇の処理をしていたら、上から「ママ~」という声。 あぁ...

神罰

数年前の話だ 当時、高3で大学受験だった俺はセンター失敗で急に焦ってしまい、勉強するよりも神頼みにはしったのだった(アホすぐる) 俺は近所の白山神社に毎日朝・昼・夕とお参りし受験成功を祈願した...

死が身近

んと、身近な人間がよく死にます。 つか死が身近なのかも。 うちの一族霊感ってか勘がよすぎて、漠然とだけど「やっぱり」というのがある。 最近よく眠れなくて、この間から体調も悪い。 ふと目が覚...

山の夢

日本ならどこにでもありそうな、山のふもとに住んでいる。 山と言っても2~300mの、近所の小学校が遠足に行くような山だ。 ご多分に漏れず杉の植樹もしてあるので、花粉症が発症してからは季節じゃなくて...