怖くて悲しい話一覧

お兄ちゃん遊ぼ

僕が高校2年生のとき、変な夢を1週間程見たことがあります。 僕には姉が一人いるだけで、弟や妹はいないんですが夢の中で女の子が「お兄ちゃん遊んで」と言いながら駆け寄ってきます。 これと言った特徴...

光になったあの子

小学六年生の時、不思議な体験をした あまり幸せな話じゃないし、うまく言えなくて、まとまってなかったり、分かりにくかったりするかもしれないけど、誰かに聞いてほしいので書かせてほしい。 私の家...

猟師と神隠し

猟師をしていた曾祖父から聞いた話。 曾祖父の生まれた場所は山奥の寒村で、高祖父は猟師だった。 曾祖父は幼い頃から、父である高祖父と共に山々を歩き回って暮らした。 曾祖父の村に、源三と言う...

警備日誌

このたび配属された医大はロビー脇に警備室があり、受付の窓口はそこに面している。 本館を東西に貫く廊下に面してドアがあり、そこから俺達は出入りしていた。 受付の窓とドアの間の角が壁になっ...

トランペット

今から30年程くらい前でしょうか。 私は当時暮らしていた寝屋川市から、千葉県の船橋市に引っ越すことになりました。 アパートは現地の不動産で決めようと思って引っ越したのですが、時期が3月末という...

夏休みに父の田舎の実家で過ごしていたときのこと。 夜中に尿意を催して便所に行きたくなった。 その家は古い造りゆえに母屋と便所が別棟になっており、茅葺きの便所建屋は、まさに掘っ立て小屋と呼ぶにふ...

愛犬の嫉妬

私が幼児の頃から飼っていた愛犬が死んだ。 12歳まで生きたので、犬にしてはまあまあ長く生きた方だろう。 家族全員に見守られ眠るように亡くなったのち火葬、残った骨には緑色の何かが残っていて、火葬...

クリニックの子供

暖冬が予想されたとある晩秋、私は初めての子供を出産しました。 ところが不運にも病院に適当な空きベッドがないらしく、分娩室から直接、隣町の私立クリニックに搬送する…と言うのです。もちろん差額などの自己...

同じ顔

私は極力、どんな人とも分け隔て無く付き合うよう心掛けて生きてきました。 それは人が好きで仲良くしたいというよりは、無駄なトラブルに巻き込まれたくない、という自己保守的な考えからくるものだとは自覚して...

やんた

じゃ、書かせてもらいます。書くのがちょっと怖かったって気持ちは理解してくれると嬉しいです。 俺の実家、岩手県のとある地方なんだけどさ、毎年帰省するんだけどね。 よく田舎って「本家」みたいなのが...

Y君と足

サッカー部にいたY君の話です。 Y君はある夜、誰もいない校庭で一人練習をしていました。 ミスしてしまい、明かりのない方へボールを蹴ってしまったそうです。 Y君はおそるおそる暗がりの方へ向かいまし...

死へのいざない

これは、一番人に話すのに気が引けて、一度しか話したことのない話。 寝ていると、明け方金縛りに。 よくあるので、気にせずに眠ろうとしたが、低いお経の声が聞こえる。 それがうるさくてうるさくて眠...

祖母

私の一番古い記憶は三歳。木枯らしの吹く夕方、一人でブランコを漕いでいるところ。 手も足もかじかんで、とても冷たい。でも今帰れば母に叱られる。 祖母に迎えに来て欲しい、ここはいつも来る公園なのだから...

近所の子

幼稚園に通っていた頃、近所でよく遊んでいた女の子がいました。 僕の親は、その子に会った事が一度もありません。 近所の子なのに、そんな事は無いだろうとお思いでしょうが、事実です。 その子は僕の家に...