忌み子
つい先日、私は20歳の誕生日を迎えた。 故郷から程遠い大学に入った為、一人暮らしをしている。 友達と騒ぎ倒し、飲み倒し、気付けば爆睡していた。 着信に気づき目覚めると、窓から夕陽が差し込んでいた...
洒落にならない怖い話・ゾッとする話・オカルト
つい先日、私は20歳の誕生日を迎えた。 故郷から程遠い大学に入った為、一人暮らしをしている。 友達と騒ぎ倒し、飲み倒し、気付けば爆睡していた。 着信に気づき目覚めると、窓から夕陽が差し込んでいた...
友人から聞いた話です。 友人(以下K太とします)が高校一年の頃、クラスに好きな女の子が出来たそうです。 しかし、間の悪い事にK太の親友Tも彼女を好きになり、所謂三角関係というものが、繰り広げら...
友人の話。 アメリカに留学した時、学生仲間でキャンプに出かけた。 開拓時代からある古い山小屋を改修したケビンに泊まったのだそうだ。 夜中、彼らは全員そろって目を覚ますことになる。 どこから...
A坊主の話投下します。 恐くないけど不思議な話。 その日は子供会の肝試しがAの寺であって、青年団の俺とAは手伝いに参加。 俺は明美さん(優太君の母親で旦那を交通事故で亡くしている)とオバケ役...
はるか昔、おれが通ってた幼稚園にかわいい女の子がいた。 ある日、その子が昼間ふといなくなってしまった。 先生たちが慌てて探したけれど見つからなかった。 騒ぎになって警察も来たけど見つからなかった...
嫁は交通事故で死んだ。 ドラマみたいな話なんだが、風邪で寝込んでいた俺が、夜になって 「みかんの缶詰食いたい」 ってワガママ言ったせいだ。 嫁は近くのコンビニに買いに行き、メチャクチャ...
当時我が家は古い日本家屋で、茶の間と台所の間にガラス戸があり、ガラス戸の向こうに板の間があって、その向こうは一段下がって土間になっていた。 床下にはいくつもすき間があって、ネズミやイタチのような小動...
小さい頃住んでいた小さなで漁村で、海難事故があった。 転覆した船に乗っていた仲間を探すために、みんな漁を止めて沖へ探しに行ってた。 結局、見つからず夜… 奇跡の生還をに望みをかけて、小さな漁...
うちの母親のいとこの親戚のおばさんの話を書いてみるよ。 このおばさんは当時60代後半で小学校の先生をずっとやってた人なんだ。 家族運のない人で、旦那さんを病気で亡くし、一人息子だった人もだいぶ...
私は所謂「見える人」だ。そうは言っても「見える」「会話する」以外に特別な何かはできないが。 私が初めて幽霊とちゃんと喋った、小学校6年生ころの話。 大抵の学校にはあろうかと思う。学校の七不思議...
簡単に説明すると『おくりびと』の仕事ね。 特に霊感とかはないらしいんだけど、仕事柄、たまに不思議な出来事に遭遇するらしい。 話を聞いた中で印象に残ってるのが、自殺した人の湯灌に行った時の話。 ...
群馬県と埼玉県を結ぶ静かな山沿いの町を抜ける道路は、神流川を縫うように走っている。 左に御荷鉾山をいただき、ゆるやかな流れの所々にカラフルなキャンパーのタープが点在している。 そろそろ夕刻も近い。...
祖父が亡くなった時の話 宗派で色々ありそうだけど、うちが檀家の寺ではお葬式と前後して海にわらじを投げに行く。 そうやって亡くなった人が無事に成仏できることを願うんだけど、どうやっても戻って来て...
そそり立つ岩と原生林で有名な傾山のふもと,上畑の里にたくましい一人の若者がいた。 名を吉作(きっさく)といった。 一人息子の吉作は,幼い時,猟やきこりをしていた父に死に別れ、母の手一つで育てられた...
ガラケーでメールをしながら歩いていると、右膝に何か当たった。 と思った次の瞬間、右側の地下通路への階段を子供が転げ落ちていくのが見えた。 スタントマンのように横向きに回転しながら、だんだんと加速し...