師匠シリーズ 第90話 未
ウニです。 こんばんわ。 これから書く話は、とある事情でタイトルは最後に出てきます。 しかし、まだ最後まで完成しておらず、続きは年明けになります。なんとか1月中には終わらせたいですが、どうなるこ...
洒落にならない怖い話・ゾッとする話・オカルト
ウニです。 こんばんわ。 これから書く話は、とある事情でタイトルは最後に出てきます。 しかし、まだ最後まで完成しておらず、続きは年明けになります。なんとか1月中には終わらせたいですが、どうなるこ...
大学一回生の冬だった。 そのころアパートで一人暮らしをしていた俺は、寝る時に豆電球だけを点けるようにしていた。 実家にいたころは豆電球も点けないことが多かったが、アパートでは一つだけあるベランダに...
師匠から聞いた話だ。 大学一回生の春。僕は思いもよらないアウトドアな日々を送っていた。 それは僕を連れ回した人が、家でじっとしてられないたちだったからに他ならない。 中でも特に山にはよく入っ...
大学一回生の冬。俺は当時参加していた地元系のオカルトフォーラムの集まりに呼ばれた。 いや、正確には見逃していたのかそのオフ会の情報を知らず、家でぼーっとしていたところに電話がかかってきたのだ。 「...
師匠から聞いた話だ。 大学に入ったばかりの頃、学科のコースの先輩たち主催による新人歓迎会があった。 駅の近くの繁華街で、一次会はしゃぶしゃぶ食べ放題の店。 二次会はコースのOBがやっているド...
師匠から聞いた話だ。 大学二回生の春だった。 休日の昼間に僕と加奈子さんは、とある集会所に来ていた。 平屋のさほど大きくない建物だ。 バイト先の調査事務所の所長から、話を聞きにいくように指...
大学四回生の冬だった。 俺は仲間三人と少し気の早い卒業旅行をした。 交代しながら車を運転し、北陸まわりで関東へと入った。 宿の手配もない行き当たりばったりの旅で、ビジネスホテルに泊まれれば良い方...
女の子はその暗い廊下が好きではなかった。 かび臭く嫌な匂いが壁や床に染み付いている気がして、そこを通るときにはどうしても息を殺してしまう。 その廊下の先にはおじいちゃんの部屋があった。 女の子が...
大学一回生の冬だった。 そのころ俺は大学に入ってから始めたインターネットにはまっていて、特に地元のオカルト系フォーラムに入り浸っていた。 かなり活発に書き込みがあり、オフ会も頻繁に行われていたのだ...
師匠から聞いた話だ。 大学二回生の春の終わりだった。 僕は師匠のアパートのドアをノックした。オカルト道の師匠だ。 待ったが応答がなかった。 鍵が掛かっていないのは知っていたが、なにぶん女性の部...
大学二回生の春だった。 近くを通ったので、オカルト道の師匠の家にふらりと立ち寄った。 アパートのドアをノックしてから開けると、部屋の中では師匠が畳の上にあぐらをかいてなにかをしきりに眺めている。 ...
先生は手にチョークを持ったまま口を開く。 「あなたは一昨日の夜、まずシゲちゃんと一緒に二人で洞窟に入った」 黒板には洞窟の絵と、丸と線だけの人間が二人描かれている。その上には①というマーク。 「...
その日は特に陽射しが強くてやたらに暑い日で、家で飼っていた犬も地べたにへばりついて長い舌をしんどそうに出し入れしていた。 それでも僕ら子どもには関係がない。 夏休み学校から帰ってきて昼ご飯をかきこ...
(´・ω・`) やあ。 恐れていたようにおもいきり忙しいよ。 たぶん9月上旬まで身動きが取れないよ…… 毒…… (´・ω・`) だからツナギに前に書いたお話をするよ。 同人誌に載せた話だよ。...
暑い。 我慢ができなくなり、上着を脱いで腰に結んだ。 一息ついて山道を振り返る。 林道が何度も折れ曲がりながら山裾へ伸びている。 下の方にさっき降りたバス停が見えるかと思ったけれど、背の高いス...