師匠シリーズ一覧

師匠シリーズ 第13話 水

だれか呼んだ? 小ネタでも話すべぇか。 大学1年の夏の始めごろ、当時俺の部屋にはクーラーはおろか扇風機もなくて毎日が地獄だった。 そんな熱帯夜にある日電話が掛かった来た。 夜中の一時くらいで、...

師匠シリーズ 第12話 降霊実験

大学一年目のGWごろから僕はあるネット上のフォーラムによく顔を出していた。 地元のオカルト好きが集まる所で、深夜でも常に人がいて結構盛況だった。 梅雨も半ばというころにそこで「降霊実験」をしよ...

師匠シリーズ 第11話 壺

これは俺の体験の中でもっとも恐ろしかった話だ。 大学1年の秋頃、俺のオカルト道の師匠はスランプに陥っていた。 やる気がないというか、勘が冴えないというか。 俺が「心霊スポットでも連れて行ってくだ...

師匠シリーズ 第10話 歩くさん

僕の畏敬していた先輩の彼女は変な人だった。 先輩は僕のオカルト道の師匠であったが、彼曰く 「俺よりすごい」 仮に歩くさんとするが、学部はたしか文学部で学科は忘れてしまった。 大学に入ったはじめ...

師匠シリーズ 第9話 奇形

一度消えた身でありながら、不本意な断筆であったために悶々としておりました。 一夜限りの復活お許し願います。 ローカルネタは、詳しい人がいるようなので避けます。 3話ありますが、最後の話をどうして...

師匠シリーズ 第6話 東山ホテル

強烈な体験がある。 夏だからーという安直な理由でサークル仲間とオカルトスポットに行くことになった。 東山峠にある東山ホテルという廃屋だ。 俺はネットで情報を集めたが、とにかく出るということなので...

師匠シリーズ 第5話 失踪

寝れないので、再度登場。 師匠との話をまだいくつか書くつもりだが、俺が途中で飽きるかもしれんし、叩かれてへこんで止めるかもしれないので先に一連の出来事の落ちである、師匠の失踪について書いておく。 ...

師匠シリーズ 第3話 鍵

僕のオカルト道の師匠は当時家賃9000円の酷いアパートに住んでいた。 鍵もドラム式で掛けたり掛けなかったりだったらしい。 ある朝目が覚めると見知らぬ男の人が枕元に座ってて「おはようございます」...

師匠シリーズ 第2話 師事

僕がド田舎から某中規模都市の大学に入学した時。 とりあえず入ったサークルにとんでもない人がいた。 大学受験期にストレスからかやたら金縛りにあってて色々怖い目にあったことから、オカルトへの興味が高ま...

師匠シリーズ 第1話 小人と巨人

さて、怪談じゃないけどこんなのはいかかが? オカルト大好きな俺は知り合いやサークルの後輩先輩に節操無く「なんかない? 怖い話」と聞きまくる癖がある。 で、俺の歴代の彼女にも聞いてるわけだが全員1回...