気味が悪い話一覧

『曰くつき』の絵

んじゃ、一つ俺の体験談をば。 秋口の頃だったか、俺の勤めてる会社の社長の菩提寺が建物の一部を修復するとかで俺も含めて若い社員が5、6人と監督役の係長が一人、荷物の運搬を手伝いに行かされたことがあ...

詰まったモノ

フェイクで彼のポジションも嘘だから多分身バレやらは平気ですが、いろいろおかしいところがあると思いますがスルーしてください。 当時交番勤務だった彼は、夕方五時くらいに通信司令センターから、ある通報...

海の監視員

俺はF県Tの近くの海の監視員をしていた。 監視対象のプライベートビーチである砂浜の向こう側に切り立った崖と岩場がある。 そこはよく飛び込み自殺があるらしい。 自殺の名所と呼ばれるところの近く...

某国のバス

我が家には訳あって母の親友母子が一緒に住んでた。 子の名前をAとするが、Aと俺は本当の兄弟以上に仲が良い。 一緒にいると何かと頼もしいんで、先日二人で某国を旅してきたんだが、その国の寂れた観光地で...

ハイド君

今でも不思議でワケわかんないんだけど、俺の幼馴染が遭遇した話を書きます。 長いです、ゴメンナサイ。幼馴染は女なので、名前は仮にA子とします。 もう5年前になるけど、A子は当時23歳だった。 ...

火の番

友人の話。 仲間何人かでキャンプに出かけた時のことだ。 夜も更けて他の者は寝入ってしまい、火の側に居るのは彼一人だった。 欠伸を噛み殺しながら、そろそろ火の始末をして俺も寝ようかな、などと考...

悲痛な叫び

あれは俺が小学生の頃だった。 その頃俺は川釣りをしょっちゅうやっていて、その日も放課後友達と釣りに行く約束をしていた。 家に帰って適当に仕掛けをつくっていると友達が迎えにきたので近くの川へ向か...

血をすするメモ帳

私は、ルドルフ・グライナーです。 日本と世界を研究するドイツ人で、日本と世界の違いやドイツと日本の違いを研究しています。 さて、これは、私がフィリピンでアメリカ軍と闘った元日本兵Aから聞いた話...

かかってきた電話

これは、私が大学生の時にあった話。 一人暮らしをしていた家の電話が鳴ったので受話器を取った。 すると、 『●●さん(私の名前)ですか? 私××病院(近所では有名な病院で私もお世話になってい...

空白の友人

たまーに記憶の空白が訪れる。 正確に言うと、 「気づいたら、いつの間にか数時間経過していた。そして、ついさっきまで自分が何をしていたのかが判らない」 というヤツなんだけど。 まぁこの程度のこと...

FG湖

文才もないし、脈絡もないので怖くないかもしれませんが、家族で体験した話しを投下します。 昨年の9月、ようやくまとまった休みがとれたので実家へ帰省した。 実家へ帰ると珍しく弟も帰ってきていて、数...

手相占い

前に、職場の先輩(Aさん)とご飯を食べに行った。 将来の話になったんだが、私が「未来がわかればいいんですけどねぇ。占いとか行きたいなー」と言うとAさんはうっすら苦笑いをして、「私、行ったことあるよ」...

タイ式マッサージ店

他人に話して怖いか怖くないか正直わからないがここ最近体験した、少し怖くて不可解な話をさせて欲しい。 少し長くなるので、時間がある人は読んで欲しい。 俺はマッサージ、その中でもタイ古式マッサージが好...

怪しい三人

五年前、学生時代の体験。 深夜、暗い田舎道を車で走っていると、急にエンジンが停まってしまった。 俺はあまり車に詳しくないので、JAF を呼び車内で待っていた。 しばらくすると、正面の道から強...

いわくつきの盗品

たしか今から5年前の夏休み。 俺が中学生の頃、実家のすぐ近くにあるお寺で盗難事件が発生した。 お寺の2つある宝物庫のうちの1つの中身が盗難にあったらしい。 それだけならただの盗難事件なのだが...