ばーちゃんにきいた話。
ばーちゃんには現在3人子供がいるが、実はその前に最初の子を1人亡くしていてその子(仮にたかお君)は、赤ん坊の頃に突然高熱をだして病死してしまったらしい。
高熱を出すちょっと前、ばーちゃんは家の裏へ畑仕事に行ったそうだ。
そうすると どこからか声が聞こえてきた。
たかおがしぬぞー たかおがしぬぞー
不審に思って辺りを見回しても誰もいない。
おかしいなーと感じながらも畑仕事を続けたそうだ。
その後たかお君はしんでしまったらしい。
私のばーちゃんは霊のたぐいは一切信じていない人で、超現実的な人だ。
そんなばーちゃんが何の前振りもなしに私と2人のときに突然こんな話をしだしたからぞぉ~っとした。
普段から冗談も言わないような人だし私を怖がらせるための作り話とも思えなかった。