霊に悩まされた殺人犯

霊に悩まされた殺人犯 俺怖 [洒落怖・怖い話 まとめ]

●大久保清事件(1971 群馬県)
ベレー帽姿で「モデルになりませんか」と語り8人の女性を残虐な手口で殺した大久保清は、7月13日に2人の殺害現場と死体遺棄現場を自供した。
大久保の身柄は、前橋署から長野県の松井田警察署に移送された。

「昨日は眠れなかった。
殺した女の亡霊が夢枕に立つんだ。
「早く出して」と言うんだよ。」

1時間おきに取り調べ官に泣きついた。

供述書によると、大久保は被害者の幽霊を見て、悩まされただけではなく、幽霊に恨み事を言われていた。
毒牙にかけた女性の中で、この子の事を自供しようと思うと別の女性の幽霊が、夜な夜な

「私の方が先・・私をどうしてくれるの」と

怖い顔で睨み付け大久保が怯えると「もっと苦しめ」と呪いをかけたと言う。
留置場の外でも幽霊話は展開された。

前橋市内の公園で深夜にカップルが車を止めていた。
すると髪の長い女が窓に顔を押し付けて、顔面蒼白で唇が振るえ何かを訴えようとするが言葉にはならず、消えたという。
この女性は大久保が殺した7番目の女性らしい。
また、高崎市にある造成用地には4人の女性の遺体が埋められていたが不思議な事に、遺体発見以前から、幽霊騒ぎが起こっていた。

白いミニスカート姿の女性が、不意に現れ足音をさせずに移動する。
この噂は多くに広まり、野次馬まで出る騒動。
やがてこの団地は八幡霊園をもじって第2八幡霊園といわれた。
幽霊とかを信じない方も、人の道をはずした人には見えるのかも・・・

●小牧バラバラ事件 (1978~1979)
品川のアパートでクラブ支配人がホステスを殺害。
遺体を切断して押入れに隠したが、被害者の顔が宙に浮くのを見ておびえて、別のアパートに引越しをしたが霊も付いてきた。
最終的には愛知県小牧市の高速道路下に破棄したのを切っ掛けに逮捕された。

●津久井女店員殺人 (1978~1982)
神奈川県藤野町の山林で女性の死体が見つかった。
手がかりが無く迷宮入りだったが、4年後に別件で逮捕された男が幽霊に悩んでいることを告白、犯行を自供した。

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