
紙芝居屋
田舎の話を書く。 小さい頃住んでた田舎の公園に、よく紙芝居屋が来ていた。 高齢で、60前後に見えた。 昭和の終わりにもなって紙芝居ってのもなかなかの話だった。 レトロブームが来る前のこ...
田舎の話を書く。 小さい頃住んでた田舎の公園に、よく紙芝居屋が来ていた。 高齢で、60前後に見えた。 昭和の終わりにもなって紙芝居ってのもなかなかの話だった。 レトロブームが来る前のこ...
高校時代の友人が体験した話。 仮に佐藤とする。佐藤は隣県から僕の地元の高校に通学していた。 仲は良かったが、あまり自分のことを話さない性格だったので、よくわからない奴だった。 2年の夏休...
大学の新歓コンパで先輩から聞いた話 うちの大学にはいくつかキャンパスがあって、その中の一つに絶好のパンチラスポットがあったらしい。 そこは大教室に繋がる非常階段で、普段は人気のない場所なんだが...
ある晩の事です。 ドアの向こうに、何か気配を感じました。 僕は一人暮らしで、誰も泊まりにきていないので、僕一人しか居ません。 でも、なぜかドアから気配を感じるのです。 (なんだか怖いな...
田舎に住んでた子供の頃、地元から一つ向こうの山で遊んでるうちに迷った。 泣きたい気持ちを堪えながら、闇雲に歩いていると人の声がする。 安心してそっちに行ってみると変なものがいた。 ガリガ...
一時期、消防士として勤めていた時期があった。 もうさすがに時効だろうから、久しぶりに書いてみようと思う。 俺が初めて救急車に乗ったのは、消防士になって二年目の夏。 蒸し暑い夜だった。 救急...
私が体験した実話です 以前、アパートで一人暮らしをしていました 同じ時期、私が働いていた会社の上層部で問題が起き、仕事が出来なくなり、休職となってしまい、私はその会社を辞めてとりあえず生活する...
大学二年の春だった。 その日僕は、朝から友人の幸助と英作と三人でオカルトツアーに出掛けていた。 言いだしっぺは生粋のオカルティスト幸助君で、移動手段は英作の車。 いつもの三人、いつものシチュ...
あるマンションでの話し。 奥さんは出掛けるとき近所の人によく伝言していった。 近所の人は、旦那さんが仕事から帰ってくると、 「お宅の奥さん、今日は帰り遅くなるそうですよ」 「お...
これは私が東京の下北沢にある「ひかり荘」という木造二階建てのボロなアパートで体験したとても怖いお話です。 この「ひかり荘」見た感じは汚い木の塊といった様子で、二階の窓に住人の洗濯物なんかが垂れ下...
私の先輩が看護師として勤めている病院であったこと。 先輩のチームの受け持ち患者だった末期がんの初老の女性が急変し、亡くなった。 社交的で明るく、ナースや同室の患者とも仲良くやっている、感じのい...
ある国のテレビが、南米のアマゾン川流域の未開の部族を取材した。 かなり前にみた話だから細かい所はうろ覚えなんだけど、NHKのドキュメンタリーだったと思う。 その部族の首長がテレビ班に友好的で、...
これ4つ下の弟の話なんだ。 当時弟は小4、俺は中2、兄貴は高1だった。 兄貴は寮に入ってたから、家に帰ってくることはほとんどなかった。 俺は陸上部に入ってて毎朝ランニングしてた。 ある夏の...
叔父の話を一つ語らせてもらいます。 幼少の頃の叔父は、手のつけられない程の悪餓鬼だったそうで、疎開先の田舎でも、畑の作物は盗み食いする、馬に乗ろうとして逃がす等、子供達のガキ大将を自負するような...
「一ねんせいになったら」という曲がある。 この歌にとある噂がある。 一ねんせいに なったら 一ねんせいに なったら ともだち ひゃくにん できるかな ひゃくにんで たべたいな ふじさん...