気味が悪い話一覧

ハサミ女

人から聞いた話だから真偽は知らんけど投下。 近所に『ハサミ女』と呼ばれる、頭のおかしい女がいた。 30歳前後、髪は長くボサボサで、いつも何かを呟きながら笑ってる、この手の人間のテンプレート。 ...

在宅ワークの奇妙な仕事

在宅ワークで動画編集をしているんだけど、その中に不可解なものが混ざっている事がある。 普段は会社のプレゼン、セミナー、解説教材、結婚式などの動画が多い。 その中に混じって、ひたすらお経を読む映像が...

古着の縫い目

古着収集が趣味の俺が、曰くつきのモノを手にしてしまったときのハナシ・・・ 「最近さ・・・何か顔色悪くない?」最初に引っかかったのは、恋人からの一言である。 彼女は日頃から、日に日に個性的になっ...

干潟の遊歩道

もう7~8年程前になるが、当時俺は京成線沿線の住人だった。住んでいたのは、某干潟のすぐそば。 そのときに体験した、不思議で不気味な話。 その日は職場の飲み会で遅くなり、終電で帰路についた。 ...

バーベキューキャンプ

友人から聞いた話。 サークル仲間に無理やり参加させられた合コンは、予想通り人数合わせの様で、仲間の二人は、合コンというより初めからカップルで参加していて、相手の男が連れて来たのも、さえない人数合...

鹿嶋の海での会話

読みにくいと思うのですが投下します。 今年の正月、彼女の実家へ挨拶しに日帰りで茨城の鹿嶋まで行った時の話です。 信じられないかもしれないど本当です。 挨拶も終わり、「せっかくここまで来たんだ...

スマホのカメラに映るモノ

ある日の夜、普段なら出不精の私が新しく買ったスマートフォンに付いていた万歩計機能を使いたいというのもあって、散歩に出かけることにしました。 散歩とは言っても、本当に家から5km圏内をダラダラと歩...

キスマークつきの千円札

深夜のコンビニでの仕事の一つに、売上金の計算と送金作業がある。 レジおよび回収箱の中に入った金が幾らか計上して、銀行や郵便局に送る作業である。 そんな中で紙幣や硬貨を数えている時に、 「よくこん...

『曰くつき』の絵

んじゃ、一つ俺の体験談をば。 秋口の頃だったか、俺の勤めてる会社の社長の菩提寺が建物の一部を修復するとかで俺も含めて若い社員が5、6人と監督役の係長が一人、荷物の運搬を手伝いに行かされたことがあ...

詰まったモノ

フェイクで彼のポジションも嘘だから多分身バレやらは平気ですが、いろいろおかしいところがあると思いますがスルーしてください。 当時交番勤務だった彼は、夕方五時くらいに通信司令センターから、ある通報...

海の監視員

俺はF県Tの近くの海の監視員をしていた。 監視対象のプライベートビーチである砂浜の向こう側に切り立った崖と岩場がある。 そこはよく飛び込み自殺があるらしい。 自殺の名所と呼ばれるところの近く...

某国のバス

我が家には訳あって母の親友母子が一緒に住んでた。 子の名前をAとするが、Aと俺は本当の兄弟以上に仲が良い。 一緒にいると何かと頼もしいんで、先日二人で某国を旅してきたんだが、その国の寂れた観光地で...

ハイド君

今でも不思議でワケわかんないんだけど、俺の幼馴染が遭遇した話を書きます。 長いです、ゴメンナサイ。幼馴染は女なので、名前は仮にA子とします。 もう5年前になるけど、A子は当時23歳だった。 ...

火の番

友人の話。 仲間何人かでキャンプに出かけた時のことだ。 夜も更けて他の者は寝入ってしまい、火の側に居るのは彼一人だった。 欠伸を噛み殺しながら、そろそろ火の始末をして俺も寝ようかな、などと考...

悲痛な叫び

あれは俺が小学生の頃だった。 その頃俺は川釣りをしょっちゅうやっていて、その日も放課後友達と釣りに行く約束をしていた。 家に帰って適当に仕掛けをつくっていると友達が迎えにきたので近くの川へ向か...