気味が悪い話一覧

芥川龍之介の『歯車』

芥川龍之介の『歯車』という話を知っていますか? 私がこの話を知ったのは高校生の時の国語の授業中でした。 その日の授業では芥川龍之介についてやっていたと思います。 国語の教師はその日の授業のま...

違和感

4歳か5歳か、小学校に上がる前の、夏の終わりの話。 私は田舎にある母方の祖父母の家で昼寝をしていた。 喉が渇いて目が覚めて、違和感を覚えた。 何回も遊びに来ている家だけど、何かが違う。 ...

23:49

俺の学校のPC教室に、俺に割り当てられたPCのWindowsフォルダの中に、変な名前のフォルダがあった。 『23:49』 クリックしてみるが、アイコンは反転するものの反応なし。 作動不良...

元カノ

これは今から20年ほど前に、私が悩まされた体験です。 当時私は24歳の会社員で、一人暮らしをしていました。 名義が祖母の物件だったので、家賃は格安。経済的にも恵まれていて、快適に過ごしていまし...

黒魔術の会

個人的にはネタ系の話が好きなんだけど・・・ 批判もあるようなので実話系の話を一つ・・・ この話は私が昔、興味半分で教会に行った時に牧師さんの説教で聞いたものです。 『黒魔術の会』 Aさ...

家賃が安い一軒家

10年くらい前、2階建ての一軒家で一人暮らしをしていた時の話。 場所は千葉県の東京寄りで、駅からは遠かったがお陰様で安く借りれた。 不動産屋曰く、「住んでいた人が亡くなられ親戚が相続したが、空...

持って帰ってあげるわよ

これは、私の叔母が大型ショッピングモールで清掃のパートをしていた時の話。 当時、オープンから1年ほど経ってはいたものの、建物も設備もまだまだ綺麗で、田舎のわりに繁盛していた。 しかし、そこに勤...

腰掛けた石の下

俺は登山好きなんだけど、百間平周辺を通る度に、毎回すげぇ濃い霧と雨にやられる。 90年の秋かなぁ、3人で縦走してたんだけど、そん時もすげぇ濃い霧だった。 だだっ広いし、積み重なった石の原っぱみたい...

消えた自殺者

数年前の正月あけて間もない頃のことです。 その日は昼過ぎまでに上げなければならない資料があって前日から徹夜で仕事をしていました。 やっと資料が完成したのが12時30分頃、そのあといったん食事に...

釣りの話

2年くらい前の話。 友人の大野(仮名)は自分で作った怖い話を、携帯小説でやっていた。 確か、水溜りの怖い話とか、クローゼットの怖い話とかを書いていたと思う。 私は彼のその小説を暇な時に読んで、 ...

火事

けっこう前に近所の家が火事になって火のまわりぐあいとかが気がかりだったんで見にいった。 火事になった家はちょっとした資産家で大きな家だったせいもあって火のまわりかたは激しいものがあった。 野次...

見知らぬ男

日曜日の夕方に一階窓全開&鍵開けっ放しで、男3人で鍋やってたらいきなり 「よお!遅くなってすまん!」 と見知らぬ男が玄関から入ってきて、堂々と空いている一角に座って、鍋食べながら気軽に話し...

一生追いかけられる

数年前、ある一戸建てに住んでいたときの話です。 ある晩、私はとても奇妙な夢を見ました。 その住宅街には、いくつか公園があって、私の住んでいた家の近くにも1つ公園がありました。 そしてその公園...

ヤバイ解体の仕事

この間解体の仕事をしていて奇妙なことがあった。 うちらは建設会社だけどその筋ともつながっていてある程度ヤバイ仕事も受ける。 これもそんな方面からあった話で、要は古い一軒家の解体だ。 ここは地...

山口さん

以前住んでいたアパートで、土曜日の夕暮れ時に居間でまったりしていると、 不意にインターフォンのチャイムがなったので受話器を取る。 俺「はい」 訪問者『山口さんのお宅ですか?』 俺「いえ、違...