気味が悪い話一覧

消えた自殺者

数年前の正月あけて間もない頃のことです。 その日は昼過ぎまでに上げなければならない資料があって前日から徹夜で仕事をしていました。 やっと資料が完成したのが12時30分頃、そのあといったん食事に...

釣りの話

2年くらい前の話。 友人の大野(仮名)は自分で作った怖い話を、携帯小説でやっていた。 確か、水溜りの怖い話とか、クローゼットの怖い話とかを書いていたと思う。 私は彼のその小説を暇な時に読んで、 ...

火事

けっこう前に近所の家が火事になって火のまわりぐあいとかが気がかりだったんで見にいった。 火事になった家はちょっとした資産家で大きな家だったせいもあって火のまわりかたは激しいものがあった。 野次...

見知らぬ男

日曜日の夕方に一階窓全開&鍵開けっ放しで、男3人で鍋やってたらいきなり 「よお!遅くなってすまん!」 と見知らぬ男が玄関から入ってきて、堂々と空いている一角に座って、鍋食べながら気軽に話し...

一生追いかけられる

数年前、ある一戸建てに住んでいたときの話です。 ある晩、私はとても奇妙な夢を見ました。 その住宅街には、いくつか公園があって、私の住んでいた家の近くにも1つ公園がありました。 そしてその公園...

ヤバイ解体の仕事

この間解体の仕事をしていて奇妙なことがあった。 うちらは建設会社だけどその筋ともつながっていてある程度ヤバイ仕事も受ける。 これもそんな方面からあった話で、要は古い一軒家の解体だ。 ここは地...

山口さん

以前住んでいたアパートで、土曜日の夕暮れ時に居間でまったりしていると、 不意にインターフォンのチャイムがなったので受話器を取る。 俺「はい」 訪問者『山口さんのお宅ですか?』 俺「いえ、違...

白い顔の女

大学時代の友人、藤本幸之助の話をします。 藤本は入学当初からにぎやかで遊び好きな男でした。 その藤本が2年の春から大学の近くにアパートを借りて一人暮しを始める事になったのです。 晴れて一人暮...

年代物のドレッサー

これは、私が昔に働いていたデザイン会社の取引先で知り合った女性から聞いた話です。 彼女も私も小さなデザイン会社のデザイナーということで共通の話題も多く、互いの仕事が早く終わった時などは、二人で夕...

むかえにきました!

ごめん、あんまり怖くないかもだけど。 昨年の夏の話。 その夜は友人との飲み会で、かなり帰りが遅くなった。 終電も逃し、このまま朝まで飲み明かすかーって話だったんだけど、私は次の日用事があった...

おかしなクレーマー

私が以前住んでたマンションなんですが、色んな意味でヤバさ満点でした。 結構大きな駅から徒歩2分という立地条件の良さと洒落た造り、加えて婚約者の会社にも近く、家賃も普通(1DK・7万位)。 婚約者の...

だんだら焼き

小学校の6年生のときの話。 うちの地方では小正月の1月15日に近い土曜日の夕方に、『だんだら焼き』というのをやる。 他のとこでは『どんど焼き』と言うことが多いだろうけど、それのなまった形だと思...

FAX

家では1年前にFAXを買ったのですが、全くと言っていい程使っていませんでした。 丁度1週間前くらいに、友人から資料を送って欲しいと言われたのでそのFAXを使って資料を送りました。 翌日その友人に、...

手を振る女の子

今はもう高架になっちゃったけど、小田急線梅丘駅の近くの踏み切りでの実話。 昔配達のバイトしてた時、車でそこを通ろうとしたら目の前で遮断機が下りてしまった。 そこは一度閉まると夕方とかなかなか開...

HDDに残された地図

俺の友人の話を…。 友人は、とあるパソコンリサイクルメーカーに勤めていた。 不要になったパソコンが集められ、使える部品は検査して再利用されるらしい。 友人は、ハードディスク(以下HDD)を担...