気味が悪い話一覧

無音の集落

仕事の関係で横浜からS県S市にある社宅に引っ越してきた。 こっちに来て3ヶ月、ようやく周囲の環境にも慣れ、休日もまともに取れるようになった。 そんな土曜日の朝、身体を鍛えるのが趣味な俺は、ラン...

昨日までの兄

小学校に上がる前だと思う。 ある朝に目を覚ますと、隣で寝ている兄以外、家に人の気配がなかった。 家中を見て回るが誰もいない。 不安になって兄を起こそうと声をかけ、肩をゆするが目を覚まさな...

奇妙な顔

去年の冬、深夜映画を見ていたときのこと。 映画を見ている時は、何故か腹が減る。 こたつの上のみかんに手を伸ばす俺。 すると、テレビからプツッという音と同時に一瞬画面に砂嵐が走った。 ど...

消えた男の子

1993年くらいの話。 帰宅は真冬は結構雪が積もって、坂道だらけだからすごい時はソリ遊びができるくらい積もる。 当時小5の俺らは5人で住宅地の坂道をプラスチックのソリで滑っては上りして遊んでい...

夢の中の子供

小学校の時の話です。 3年か4年ぐらいの時のことです。 友達と夢について話してました。 自分が見た怖い夢のこととかそういった他愛もない話です。 友達はみんな色々話をしていたんですが、自分は...

オウム返し

普段めったに鳴らない家の電話への着信が一時期、激増したことがある ナンバーディスプレーなんだが、番号が出ないまま待ち受けと同じ状態で深夜、数十分に一回、朝5時まで鳴り続けたということもあった ...

水槽

まぁ本当にあった話だから聞いてくださいよ。 今からちょうど3年前、オレが大学4年の頃かな。 ギリギリ単位を取って、就職先が2社目で内定した事もあってかかなり日程が空いた次期がある。 それを利...

手のひら

これは三年前の話なんだけど、昔ある宗教団体に入ってた。 その時の話をしようと思う。 一時期話題になった駅前で手相みて、それを糸口に勧誘するってのあるじゃん?あれをさ、その時やってたの。 今思...

窓のカーテンの隙間から

小学4年の時、友達に漫画を借りる約束をしていて、学校帰りに友達の家へ寄った。 友達の家の前で友達が出てくるのを待っていたら、向かいのボロい平屋の窓のカーテンの隙間から若いのか年食ってんのかわから...

土蔵

北大阪のM市に住む大塚さんの話である。 大塚さんは、四、五歳くらいになるまでよく、母親に連れられて今は人手に渡ってしまっている“おばあちゃんのお家”に行っていた。 その“おばあちゃんのお家”に関す...

プリクラ

学生の頃某有名ボーリング場チェーンの中のゲセンでバイトしてた時のこと。 プリクラのシールが切れたので補充するってことになって機械のバックに入ってシール入れる所をみたらそこの上に白い紙みたいなのが...

軍艦島

私とツレで好奇心故に無断で軍艦島に探索に行った。 私は当時のまま時が止まっている軍艦島に感動した。 存分に探索した後、昼間のうちに帰ることになった。 ボートに向かっている間、ツレが何度も後ろ...

中谷さん

うちの祖母が無くなる直前の話。 祖母がほぼ寝たきり状態になり、うちのオカンが世話をしていた時のこと。 オカン「おばあちゃん、リンゴむいてきたよ」 祖母 「えらいすまんなぁ」 オカン「二...

開けてくれ

流れきって投下。 文章下手なのは許してくれ。 んで、怖くないかもしれない。 それも勘弁してほしい。 彼女と車で旅行に行ったんだよ。 田舎道を走ってたらうらびれたスロ屋があってさ、俺が打ち...

まだかな、まだかな

夢、夢は「見る」「見ない」じゃなくて「覚えてたか」「覚えてないか」らしいですよね 寝てる時に脳みそが記憶の処理をしていて起きた時に「覚えてたか」「覚えてないか」 じゃあ「予知夢」「デジャブ」こ...