気味が悪い話一覧

捨てられていた自転車

中学生の頃に自転車を盗まれて困っていたら、原っぱの草に埋もれるように横たわっていたサビ付いた自転車を拾ったの。 名前も書いてなかったし、その自転車を持ち帰ってパンクを直し、油をさして乗っていたんだ。...

魂の重さ

小学生の頃、人間は死んだ後に数十グラム減ってそれが魂の重さっていう眉唾な話を授業中に担任が話した。 海外で本当にあった実験らしいのだけれど、小学生に何余計な話しをしているんだと今にして思う。 ...

おはじき

夏になる前のある日、うちの家の玄関ドア前にガラスのおはじきが置いてあった。 3階建てのハイツで、小さな子供がいる世帯も、また、小さな子供を連れて遊びに来るような世帯もいない。 それでも小さな子供を...

ナニカ連れて帰っちゃった

私が小3の夏休みの話。 ド田舎なんだけど、地域の子供会の毎年恒例行事で七夕会があった。 七夕はもう過ぎてるけど、要するに皆で集まって、出し物(クイズとかw)をしたり、カレーを作ったりっていう...

すぐ替わるお店

今の住居に暮らして5年になりますが、駅からほど近い場所にある店が気になっています。 場所も、日当たりも悪くない。 今回は揚げ物屋さんで、開店の日には1品サービスのおまけ付き。 私も並びました...

104号室

ずいぶん前の話。 当時大学生だった俺は6畳ワンルームのボロアパートに住んでいた。 閑静な住宅街で住み良くアパートにさほど不満は無かったけど唯一ケチを付けるなら、心霊現象っぽい事がよく起きることだっ...

ヨッシー

僕が今年の夏経験した話です。 今年の夏、田舎に帰るかどしようか迷っていた頃ヨッシーから電話がありました。 「何年も戻ってないけどどうしてるんだ?今年の同窓会には参加しないのか? 今年は、盛大...

腰の曲ったお婆さん

これは、家族で出掛けた時の話です。 共働きで多忙な両親が、休日の貴重な時間を使って家族サービスとして山梨県のとある川に車で渓流釣りに行きました。 何時間か車を走らせて、目的地に到達。 渓流釣...

ファンです

四年前の話。 昼休みに大通り公園でのんびり弁当を食べていたら、知らない70代位の老夫婦が近づいてきた。 「○○○○さんですよね?」 と俺のフルネームを言ってきたから 「はい、そ...

悪魔の降霊の儀式

小学3年生の時のことです。長文です。 親や兄弟にも内緒で、悪魔の降霊の儀式を行う事を決めた俺。 放課後に一人で通いつめてた学校の図書室で手に入れた、色んなおまじないの書いてある本の通りに事を進める...

読心術

三年ほど前の夏の話。 友人の部屋で大学の講義をさぼり、何するでもなくダラダラしていた。 他愛も無い馬鹿話、その中で友人がふとこんな事を口にした。 「なあ、もしこの世に読心術できる奴がいてさあ...

呪詛代行

私は2年前まで「呪詛代行」のアルバイトをしていました。 所属していたのは、心霊DVDなどを作ったりしてるプロダクションで、業界でもそれほど胡散臭くはないところです。 他にもお守りや、占いグッズの通...

我が家の謎

我が家の謎です 中学の時、母方の祖父が死にました 脳の手術して神経後遺症(だったかな?)がひどく残り最後は「狂い死に」に近い死に様。 で、お通夜の夜、親戚一同は1Fで寝てたんですが母と私...

骨倒し

久しぶりに祖母の元へ帰省した時の話。 子どもの頃、帰省のたびに遊んでいた近所の神社へ甥っ子を連れて出かけた。 着いてみると、記憶よりもこじんまりした境内だったが。 遊具がそっくり当時のままで...

鈴の音

まだ看護師が看護婦と呼ばれていた時代だ。 当時、俺は某医科大学の看護学部の学生だった。 短い夏休みが終わると同時くらいに、国家試験前の最後の看護実習が始まる。 俺は付属の大学病院で国家試験の...