ある女性が6歳の娘といっしょに大型ショッピングセンターに買い物に行った。
買い物の最中、娘はトイレに行きたいと言い出したのだが、母親はバーゲンセールに気を取られていてそれどころではない。
「もう大きいんだから、一人で行けるよね?」
そう言うと彼女は娘のことは忘れ、買い物に夢中になった。
しばらくの時が過ぎた。
買い物に夢中だった彼女も、いい加減娘の帰りが遅すぎることが不安を覚えた。
彼女はトイレに娘を探しに行ったが、そこに我が子の姿は無い。
娘が迷子になったのではないかと思った彼女は店員に相談して店内にアナウンスを流してもらうことにしたのだが、それでも娘は帰ってこない。
心配になった彼女は、店員と手分けして店内をくまなく捜索することにした。
やがて念の為と思って男子トイレを捜索した店員が、1番奥の個室の中から断続的に「ドンドン、ドンドン」といった感じのおかしなな音が聞こえるのに気づいた。
店員がその個室をノックすると音は鳴り止んだのだが、いつまで待っても個室の扉は開かず、中に呼びかけても何の返事もない。
そこで店員は店長に連絡をし、無理やり個室のドアをこじ開けることにした。
ドアを開けると個室の中には三人の中学生ぐらいの少年と、行方不明になっていたあの娘の姿があった。
娘は服を脱がされたうえに局部に箒の柄を突き刺されており、口から泡を吹いて失神していたという。
彼女の子宮は破裂しており、手術の結果一命は取り留めたものの子供を産めない体になってしまった。
少女の両親と少年たちの親との間には、1500万円の賠償金を少女の両親に支払うということで示談が成立した。