
ヤクツク
先日夜道を歩いていると、前から小刻みに震えながらこっちに歩いてくる人がいたんだ。 普段からあまり人通りの無い道だし灯りもほとんどない所だから少し警戒しながら通り過ぎようと思ったのね。 相手の事...
先日夜道を歩いていると、前から小刻みに震えながらこっちに歩いてくる人がいたんだ。 普段からあまり人通りの無い道だし灯りもほとんどない所だから少し警戒しながら通り過ぎようと思ったのね。 相手の事...
青森の恐山についての民話 青森にある恐山は日本有数の霊場としてあまねくその名が知られており、古くから「ここに来ると死んだ者に再会できる」との言い伝えがあった。 そんなわけで、江戸の昔には「伊勢...
友人の話。 彼女の実家では、かつて黒い犬を飼っていた。 「血統書とかはなかったけど、おそらく甲斐犬」と彼女は言う。 彼女が物心ついた頃には、もう立派な成犬だった。 頭の良い犬だったが、奇妙...
今、何もないみたいだから投下します。 趣味で写真を撮ってます、主に風景ばかりで休みが取れた時は結構各地回ってるんですが、その中で宿泊した民宿でした体験です。 その日、九州の方に行っていたん...
友人の話。 数人で集まった酒の席で、ふと怪談の話題になった。 その中の一人が、「心霊かはわからないんだけどさ」と前置きして話してくれた。 仕事の帰り、彼は駅から下りてアパートまでの道のり...
小1の時の話なんだけど。 遠足に行ったんだ。 小学校に上がって初めての遠足で、すごく楽しかった。 なにもない野原みたいな公園で、あるものといえばあずまやぐらいのものだった。 柵に囲われた公...
いや、たいして怖くないんだけどホントの話。 遺伝とは怖いもので、デブのおれの娘も小学校高学年になると太ってきた。 ダイエットもかねて、近くの山に2人で登ることを、毎週おこなうようになった。 ...
2年前まで大学生してた時の話。 特にオチはなく、霊現象ではない事を先に言っておく。 アパートの1階で一人暮らしをしてたんだが、2週間ほど毎夜窓を思いきり叩かれた事があった。 近くに友達(以後...
「東海道五拾三次之内」には実に奇妙な謎が隠されていた。 発見されたのは、刊行後150年もたった1984年のことである。 人文地理学者の西岡秀雄・慶応大学名誉教授は、江戸時代の旅行や庶民の風俗を...
俺が中学の時に隣の同級生の父ちゃんから聞いた話。 その父ちゃんは前から霊感ってやつを持っていたらしい(以下 父ちゃん=Aにする)。 Aは小学生の頃、鉱山で働いている父に毎日弁当を届けていたんだ...
わたしが子どもの頃のお話をします 五月に入ったばかりの日暮れ時のことでした。 村の田んぼ中の一本道を「おほほほほォ~」と絶叫をあげて走ってくるものがいます。 下の瀬の茂平です。 肩に鍬をし...
小学生の頃、近所の神社で遊ぶのが日課だった 神社といっても凄く小さくてボロい感じの神主さんとかもいないようなトコ その日もいつものように4~5人で集まって鬼ごっこやかくれんぼで遊んでた 大分...
自分は子どもの頃から大学に入るまでずっと浜で育ったんだけど、海辺ならではの不思議な話がいろいろあった。 自分の家はその界隈で一件だけ漁師ではなく親父は市役所の勤め人だった。 砂浜があって国道が...
最近、自分の部屋以外の場所で寝ると、必ず すう・・・。すう・・・。すう・・・。 って感じで部屋のどこかで自分以外の寝息がする。 明かりを点けて寝ていても、やっぱり聞こえる。 音のす...
自分は警備員の仕事をしている。 警備と言っても交通誘導だけが警備員の仕事という訳ではないんだ。 機械警備・常駐警備とか様々な形式がある。 そして主に建物なんか常駐する警備が常駐警備。 ちょ...