不思議な話一覧

じき死ぬ人は

北千住にある炉端焼きの店で、バイトしていたときのお話。 働いていた俺がいうのもなんですが、いつもヒマな流行らない店でした。 店主は五十年配のおばちゃんで、店を長年一人で切り盛りしていたのですが...

道祖神の意味

実家は長野県なんだが、結構な田舎。 元々から住んでる本家筋の集落の周りに、その分家とかが家を建てて段々集落が広がっていった土地、って言えばイメージつくかな。 本家筋の集落は建物も古くてなかなか...

不思議な写真

最近、バイト先の店長から聞いた話投下します。 その店長の兄が10年ぐらい前に経験した話らしい。 その兄は当時とある中小企業に勤めてたんだけど、まだ2月の寒いある日、後輩の女の子が無断欠勤した。...

モッケ

友人の話。 彼女の実家では、かつて黒い犬を飼っていた。 「血統書とかはなかったけど、おそらく甲斐犬」と彼女は言う。 彼女が物心ついた頃には、もう立派な成犬だった。 頭の良い犬だったが、奇妙...

木札

俺が中学の時に隣の同級生の父ちゃんから聞いた話。 その父ちゃんは前から霊感ってやつを持っていたらしい(以下 父ちゃん=Aにする)。 Aは小学生の頃、鉱山で働いている父に毎日弁当を届けていたんだ...

ふだらく様

自分は子どもの頃から大学に入るまでずっと浜で育ったんだけど、海辺ならではの不思議な話がいろいろあった。 自分の家はその界隈で一件だけ漁師ではなく親父は市役所の勤め人だった。 砂浜があって国道が...

寝息

最近、自分の部屋以外の場所で寝ると、必ず すう・・・。すう・・・。すう・・・。 って感じで部屋のどこかで自分以外の寝息がする。 明かりを点けて寝ていても、やっぱり聞こえる。 音のす...

保養所の旧館

冬に父の会社関係の保養所に泊まりに行った時の事。 後から行くから先に行っててと母と妹に言われたので1人で大浴場に行き、湯船につかってました。 ですが、浴室には誰も居なくて寂しいし、薄暗い上に湯...

バチが当った

この話はあまりに不謹慎な事も有り今迄殆ど人に話しした事が無い話です 私が中学の時の事、放課後友人4人で地元のアーケードを歩いていました 駅前で結構人通りが多いところです だらだらと気だるそう...

1cm先

高校のとき、市内で当時まだ行ったことない港湾地域を自転車で散策した。 夕方も過ぎ、日もそろそろ落ちようというところ 港湾地区の一つ一つの道の直線距離は長いのだが、両脇を5mほどのコンクリの壁に...

瞑想

25年も前の話だ。 そのころの俺は高校生で、オカルトにはまっていて、よく瞑想していた。 『TMCテープ瞑想法』という本を読んで、毎日自分の部屋で続けていた。 数ヶ月も経った頃、身の回りで奇妙...

台車に乗った老人

今までに信じられないものをいろいろ見て来たのですが、2007年の11月に初め妖怪らしきものを見ました。 2007年11月11日17:30頃、S県O市からK町に続く道路をK町方面に向かっていました...

森の中

この話は昔、おじとカブトムシを採りに行ったときの話です。 朝5時おじに起こされ、眠い目をこすりながら車で30分ほどの雑木林に出掛けました。 車のなかでやっと目が冴えてきた私は、森につくやいなやすぐ...

人の業

出勤までの暇つぶしにカキコ。 人の業ってのはあるんだな、と感じた話。 俺の親父の田舎は、60年代初頭まで人食いの風習があったっていう土地だ。 とはいっても、生贄だとか飢饉でとかそういうもので...

かくれんぼ

夏休みに入り、お転婆娘のSちゃんは毎日のように、友達といっしょに山で遊んでいた。 中には知らない子もいた。 夏休み中にこっちの祖父母の家に帰省してきた子だ。 そんな子たちとも、分け隔てなく仲良く...