先日、出張で福島県のある小さな村に行きました。
夜も遅くなり、雪で大きな街まで戻れず、やっと一軒の民宿?らしきところを見つけ宿としました。
そこは玄関は家族の方々と共用で、右手に家族の部屋、食堂。
左に階段、台所、風呂、トイレ。
客室は2階で、平日というこもあり当日の泊り客は私一人のようでした。
早速入浴。
廊下を小さな子供が走り回る音が聞こえてました。
その後、就寝。
夜中に誰かのひどい咳きで目が覚めました。
どうやら子供のようなんですが、喘息のように激しく咳き込んで、それが朝まで・・。
翌朝、朝食のときに「昨日、ずいぶんひどい咳きしてましたね。お子さん風邪ですか?」と聞くと、そのまま曖昧な表情で下がってしまいました。
その後、おばあちゃんが出てきて「眠れんかったでしょ。ごめんなぁ」と。
でもさぁ、普通子供の居る家って、絶対何か子供の存在を示すものがあるよね。
小さな靴とか、おもちゃ、洋服・・・。
その民宿には子供の存在につながる物は何ひとつ無かった。
もちろん、子供の姿も見なかった。
幽霊か風邪ひいた座敷わらしか知らんけど、あの民宿・・・不思議だったな。