深夜の山道

深夜の山道 俺怖 [洒落怖・怖い話 まとめ]

今から数年前、友人とスノボに行くため、深夜に隣の県のスキー場まで友人3人と車で出発したときのお話です。

そのスキー場は私の住んでいる所からは結構な距離がある場所だった為、途中何個も山を越えなきゃいけませんでした。
そして数ある山を越え、途中大きな山の頂上付近を迎えようとしていたとき、対向から車のライトが見えました。(その山では1時間ほど対向車をみていなかった)
そのとき私は、

「へぇ…やっぱこんな山奥でも人住んでるんだなぁ…」

程度に考えてました。(ちなみに私運転。他3人爆睡してました)
そして山奥なんで街灯の一つも無い道なので、ハイビームをずっと焚いてた事を思い出し、当然相手の邪魔になるんで消しました。

そして数秒後、その対向車とすれ違う事になるんですが、私は、

「こんな頂上まで車で一時間もかかる山道に、夜中の二時に何しに行くんだ?どんな人が運転してるんだろう?」

という疑問というか好奇心が湧いてきました。
そして近づくにつれ、その車内がおかしい事に気付きました。
それは、全身真っ赤のおっさんが運転してたのです。
ちなみに顔面がない。
鼻も目も口も何も無かったです。
まじで真っ赤としか言いようがなかったんです。
言うなれば、全身タイツを着たおっさんと言いましょうか…w

未だにあれは何者だったんでしょう…
ダウンタウンDX等で全身緑色の人間を見た等、タレントさんがお話しているのを拝見した事があるんですが、そのたぐいなのか…
それとも、唯のそういう性癖のおっさんが山道をたまたま深夜に運転していたのか…

★この話の怖さはどうでした?
  • 全然怖くない
  • まぁまぁ怖い
  • 怖い
  • 超絶怖い!
  • 怖くないが面白い