私の友人の話。
高校生の時、文化祭の準備で学校に遅くまで残っていたとき、何げなく4階の教室の窓から外を見たそうだ。
学校の隣には墓地があって見るとはなくそこに目がいったときに、何だか背の高い墓石が見えたそうだ。
ん?と思いよく目をこらして見るとそれは墓石の上に人が立っていたらしい。
最初は不謹慎な…と思ったらしいが、よく見るとそれは一人や二人ではなく、他の墓石にも沢山立っていて、その時初めてヤバイ物を見ていることに気が付いて
急いで学校から帰ったそうです。
小学生の時、掃除の時間にふざけて文化ボウキを振り回していたら天井ぶちぬいちまった。
「やべえ!」と思って慌てて引き抜いた瞬間、
その穴から大量の人間の髪の毛がじゅるじゅる出て来て床にとぐろ巻いて落ちたの。
大騒ぎしてた教室が一瞬でしんとなったね。
趣旨違いかもしれんが、これが今まで学校で経験したことで一番怖かったよ。
私の学校には「すいか」と呼ばれるとてもオゾマシイ事件がありました。
はじめてその話を聞いたときはそりゃびっくりしましたよって。
なにやら、その事件が元で色々と学校で不思議な出来事が続出しめましたよ。
なにやらガッコの七階から飛び降りて頭がスイカのようにかち割れたからその名がついたらしいですよ。
他にも「パイナップル」ってのがあります。
退学処分をくらった生徒が、退学するくらいなら死んだ方がましだと、ガッコから飛び降り自殺したお話ですよ。
うちのガッコはその生徒の死体を何やら普段使われていない畳の部屋に置いておいたそうな。
それからですよ。ガッコで変なことが起こり始めたのは。
毎年、文化祭の季節になると、その生徒が飛び降りた窓には、びっしりと虫がへばり付いています。
もうそりゃ、窓が黒くなっちゃうくらい。
何人もその光景見てるし、一目見れば「こりゃ異常だわ」と思いますよ。
「パイナップル」っいうのは、その自殺した生徒が退学処分にならなかった生徒に下した、不満の鉄槌だといわれています。
なんか、七階の窓から蛍光灯が降ってきて、それが頭に突き刺さって、血がぴゅーって。
だからパイナップルなのですよ。