これは幽霊とか妖怪も出てこないけど個人的に怖かった体験。
読みにくくてスマソ
俺は子供の頃、近くの川で良く生き物採集をしてた。
川で捕まえた生き物は気に入った奴を家に持ち帰って飼育してたのよ。
ちっちゃな川で大物でもミズカマキリとかコオイムシぐらいしかいなかったんだけどね。
水槽の中には水草と10匹ほどの小魚と水生昆虫が5匹ほど仲良く暮らしてたわけですよ。
(小魚は大抵一晩で全滅)
その日もお気に入りの為の餌とカッチョイイ虫を探して川で捜索してたんだ。
ゲンゴロウとかタガメ等、図鑑でしか確認したことのないような大物探して網を振るってた。
でも、その日は何度やっても海老とか小魚みたいな小物しか取れないんで帰ろうかと思ってたら変なものが網に入ってるのよ。
緑色の紐みたいな奴が丸まって網の中に入ってるのよ。
大きさは人差し指ぐらいのちっこい奴で綺麗な緑色が気に入りそいつを家に持って帰ることに。
だが、家に帰って水槽に入れても丸まってて全く動かない。
図鑑にも載ってないし親も知らないと言う。
明日友達にでも聞けばいいやと俺はそのまま寝ちまったんだが、次の日に悲劇は起きた。
朝起きて水槽の中見たら虫や魚が全滅してるじゃん!
虫は影も形もなく魚は真っ白になってぷかぷか浮いてる(魚は毎度のことだが)
金網製の網で蓋してあるから脱走とかそういうことはありえない。
残ったのは小魚の死体と緑色の謎の生物だけ。
まさかミズカマキリがこの緑色の紐にやられたとは思えないがコイツ以外考えられない
結局紐ごと全部川に流してしまいましたとさ。
紐はなんだかわからなかったがお気に入りが全滅はかなり悲しかった。