ブレアウィッチプロジェクトを見て、すっかり忘れていた子供の頃の恐怖体験を思い出してしまったので、書きます。
あれは確か、幼稚園に入る前頃だったと思う。
お盆に母親の実家に行っき、近所の子供たち5~6人と森で遊んでいたところ道に迷ってしまった。
散々迷った末に、小さな墓地に入ってしまった。
墓地の周りには道は無く、何十年も人が入った形跡が無いほどに、荒れていた。
そんなに広くないはずなのに(端から端まで見渡せる)、何故かいくら歩いても元の場所に戻ってしまい、墓地から出られなかった。
そのうち、何人かの子が、「木から血が出ている」と言い出した。
俺には見えなかったが、何故か足がまったく動かせず金縛り状態になっていた。
さらに、「木にお婆さんがぶら下がっている!」と言い出しみんな錯乱状態になってしまった。
そして、みんな夢中で走り出した。
俺も何とか金縛り状態から抜け出し走り出した。
どこをどう走ったか分からないが気がつくと、家の近くまで戻ってきていた。
その後近所の人にその話をしたが、その近くには墓地などないとの事だった。