これは姉がバイト先で体験した話です。
ある朝、いつもどうり某イレブンで出勤しました。
いつもどうり揚げたりたり商品替えたり、レジしてその時は祝日だったのでレジは混みまくってます。
やっとレジ混みが収まった時姉は肩を落としてレジでボ~としてたそうです。
そしたら鼠色のパーカーの男性と、黒服長髪の女性が入店して来て商品コーナーへ。
その時はカップルだと思いスルーしてたそうな。
ボ~とする事15分位経つと男の人がレジに並びました。
その間もその女性は男性の後をずっと追いかけてました。
その時はその男の人と女の人二人しか客は居らず、すぐ会計する事ができ、姉はこの時もずっと女の人は男の人の後ろをピッタリ佇んでた様です。
姉は(もしや?)と思い無視していましたが、レジが終わって男性が出てっても黒髪長髪の女性はレジの前に居ました。
姉はこれが本当の人ならどうしようと内心焦っていましたが、決定的な違いはその女性は靴を履いてないにも関わらず足は綺麗だったそうです。
なるべく目線を合わせない様に無視する事3分位、女の人がレジ前までゆっくり歩き始めて話しかけてきました。
女性「ねぇ…見えてる?…」
姉「…………あ、そうだった~揚げ物少なくなってきたから揚げまーす」
姉がこう言ってバックヤード?に行こうとした時もスーと音も無く付いて来ました。
流石にこちら側には来れないようでそのまま安全地帯へ。
安全地帯へ入って、安全地帯から遠目で見てたらその女性はさっき姉の居たレジへ戻ってたそうです。
姉「ねぇねぇAさんレジの方に見える女の人見える?」
同僚A「ん?どれ?何も居ないけど?どうしたの?」
姉「いやなんでもないッス」
そろそろ姉はレジに戻らないと行けなくなったので急いで揚げ物作って、レジへ行き速攻で揚げ物補充してレジ前に戻りました。
その間も女性は
女性「………」
姉「ん~?ずっと立っとくのは辛いなぁ?」
女性「ねぇ………」
姉「あーーーー人来ないなぁ!!」(もしかして本当の人間?でも靴も履かないで顔も見えない位髪が長いひとって居るか?ドキドキ)
そんな攻防しつつ早くい無くなれと思った時、店内で商品の点検中の同僚Bが
同僚B「〇〇さんちょっと良いですか?」
姉「はい!何ですか?」
同僚B「ちょっと来てもらっとも良いですか?」
姉「は~い!」(やべぇどうしよう怒られるのかな?)
女性(……………)俯く
レジから商品棚へ行こうとした時女性は平行移動でレジを出る場所を塞ぐ様に先回りしてきました。
この時姉は心臓が飛び出るぐらい動揺したそうです。
ですが姉は腹を括るって扉まで近付いた瞬間
女性「キャハハハハハハハ!お前視えてるな?」
と言い残してスッと消えたそうです。
因みにその後同僚Bの所に行ったら、同僚B「〇〇さんこれって在庫なくなりましたよね?」の確認だっようですw
姉はその後何も無かったようです。