この事一切他言無用
田舎に住んでた子供の頃、地元から一つ向こうの山で遊んでるうちに迷った。 泣きたい気持ちを堪えながら、闇雲に歩いていると人の声がする。 安心してそっちに行ってみると変なものがいた。 ガリガ...
田舎に住んでた子供の頃、地元から一つ向こうの山で遊んでるうちに迷った。 泣きたい気持ちを堪えながら、闇雲に歩いていると人の声がする。 安心してそっちに行ってみると変なものがいた。 ガリガ...
一時期、消防士として勤めていた時期があった。 もうさすがに時効だろうから、久しぶりに書いてみようと思う。 俺が初めて救急車に乗ったのは、消防士になって二年目の夏。 蒸し暑い夜だった。 救急...
私が体験した実話です 以前、アパートで一人暮らしをしていました 同じ時期、私が働いていた会社の上層部で問題が起き、仕事が出来なくなり、休職となってしまい、私はその会社を辞めてとりあえず生活する...
大学二年の春だった。 その日僕は、朝から友人の幸助と英作と三人でオカルトツアーに出掛けていた。 言いだしっぺは生粋のオカルティスト幸助君で、移動手段は英作の車。 いつもの三人、いつものシチュ...
あるマンションでの話し。 奥さんは出掛けるとき近所の人によく伝言していった。 近所の人は、旦那さんが仕事から帰ってくると、 「お宅の奥さん、今日は帰り遅くなるそうですよ」 「お...
これは私が東京の下北沢にある「ひかり荘」という木造二階建てのボロなアパートで体験したとても怖いお話です。 この「ひかり荘」見た感じは汚い木の塊といった様子で、二階の窓に住人の洗濯物なんかが垂れ下...
私の先輩が看護師として勤めている病院であったこと。 先輩のチームの受け持ち患者だった末期がんの初老の女性が急変し、亡くなった。 社交的で明るく、ナースや同室の患者とも仲良くやっている、感じのい...
ある国のテレビが、南米のアマゾン川流域の未開の部族を取材した。 かなり前にみた話だから細かい所はうろ覚えなんだけど、NHKのドキュメンタリーだったと思う。 その部族の首長がテレビ班に友好的で、...
これ4つ下の弟の話なんだ。 当時弟は小4、俺は中2、兄貴は高1だった。 兄貴は寮に入ってたから、家に帰ってくることはほとんどなかった。 俺は陸上部に入ってて毎朝ランニングしてた。 ある夏の...
叔父の話を一つ語らせてもらいます。 幼少の頃の叔父は、手のつけられない程の悪餓鬼だったそうで、疎開先の田舎でも、畑の作物は盗み食いする、馬に乗ろうとして逃がす等、子供達のガキ大将を自負するような...
「一ねんせいになったら」という曲がある。 この歌にとある噂がある。 一ねんせいに なったら 一ねんせいに なったら ともだち ひゃくにん できるかな ひゃくにんで たべたいな ふじさん...
比嘉さん(仮名)は30代の公務員。 アパートは沖縄県石川市(現うるま市)にあるのですが、その日は法事のため隣の恩納村にあるオバァの家に来ていました。 無事に法事も終わり、親戚との会話もはずみ、...
私の友人のマジ話をひとつ。 友人A君はカヌー部だったんですが、川で早朝練習する前に、浮いてるゴミをボランティアで清掃する決まりがあったそうです。 ある日清掃していたら橋の上からおばさんが、...
宵(よい)から勢いを増した風は、海獣の飢えに吠ゆるような音をたてて、庫裡(くり)、本堂の棟(むね)をかすめ、大地を崩さんばかりの雨は、時々砂礫(すなつぶて)を投げつけるように戸を叩いた。 縁板という...
小学校の時の事です。 私の小学校は、いわゆる「校内掃除」が放課後にある所でした。 教室で集めたゴミを、外の焼却炉まで捨てに行く係だった私は、その時も、普通にゴミを運んで行っていました。 冬だ...