天国のバイト
当時、私は16~17歳でした。 私は京都に住んでおり、私たちの友人の間では夏休みを利用してあるバイトが恒例になっていました。 それは仲間内で『天国のバイト』と呼ばれており、とある寂れた駅の駅員...
当時、私は16~17歳でした。 私は京都に住んでおり、私たちの友人の間では夏休みを利用してあるバイトが恒例になっていました。 それは仲間内で『天国のバイト』と呼ばれており、とある寂れた駅の駅員...
これは、夜の帰宅電車でのこと。 俺はドアのそばに立っていて、目の前には一人の“若い女性”が立っていた。 女性はドアを背に寄りかかって文庫本を読んでいる。 長い黒髪の地味そうな子だった。 ...
小学二年生のころの話。 俺は小さいときに母ちゃんが死に、親父に育てられてた。 父子家庭が原因か内向的な性格で、小学校でも壮絶ないじめにあってたんだ。 一年生のころからずっといじめ続けられ、と...
これは先日私が聞いた話。 「そう言えばリナのばあちゃんの心霊写真見た?凄かった!」 つい先日休日出勤のバスの中でJK二人組のそんな会話が聞こえてきた。 私は心霊系の話が大好きなので、自然とその手...
先日の信じられない体験、落ち着いてきたので今日投稿。 ちなみに当方クソゆとり世代の高校生。 怖い話にありがちな場所隠すということがアホらしいから言っちゃうけど浜松市にアクトタワーっていう建物が...
これは、子供たちを連れて実家へ遊びに行った時のこと。 普段から穏やかな母、明るい父、同居の妹一家、みんなで楽しく話していた。 途中で母が、「そうだ、カズキ(長男)にいい本を見つけたのよ♪」と笑...
ある冬の日、先生は前任の学校の元教え子と久々に飲みにいった。 何事もなく飲んる最中、その教え子がカメラ(携帯だったかも)を取り出しながら言った。 「そういえば先生、オカルトとかそういうの詳しか...
結構前にあった話なんだけども、その日いつものように仕事が終わって夕方(6時過ぎくらい)家に帰ってきた。 いつものように居間に入ると、そこでお袋が部屋の電気も付けずに耳塞いで暗い部屋の中でうずくまって...
「もう見えるぞ、もう見えるぞ、紙と筆を持って来い」 それが臨終の言葉だった、うちのじいちゃん。 未だに親戚の間では語り草になっている。 俺は直接聞けなかったけど、想像すると怖すぎる。 ...
大学時代、俺にはAという親友がいた。 Aは超ハイスペックで成績はいいし、外見・性格共にイケメンだった。 (顔はオダギリジョーっぽい感じ) 俺は冴えないブサメン・根暗だから、何でこいつが仲良く...
映像系の専門学校に通っているF君のもとに、幼馴染のA君から電話があった。 「俺、結婚することになったんだ」と、弾んだ声をしている。 「ええっ、おめでとう。で、相手はだれ?」 「一度会ってるよ...
これは、不思議というのか奇妙というのか、今でもよく分からない体験談だ。 10年くらい前のことになる。 俺は大学の4年間、親戚の不動産屋の紹介で、繁華街の雑居ビル屋上のプレハブに住んでいた。 プレ...
高校のとき、友達に柔道部の奴がいて、よく繁華街で喧嘩して警察にの世話になっていた。 そいつは185センチで100キロっていう、典型的な大男。名前はA 。 性格は温厚で意外と気弱。気は優しくて力持...
高校2年の夏、姉が死んだ。21歳だった。 一人暮らしをしていたマンションの屋上からの飛び降り自殺。 動機は不明。 家族の中で姉と最も親しかった私にも、自殺の原因は全く見当がつかなかった。 ...
もう何年も前の体験だ。 確か青森県内だった。 出張で1泊するために安い宿を探して適当に決めたホテルがあった。 そこは口コミもまぁひどくはなかったし、何より安かった。 俺のとこは宿泊代が定額...