満員電車での怪奇

これは、夜の帰宅電車でのこと。 俺はドアのそばに立っていて、目の前には一人の“若い女性”が立っていた。 女性はドアを背に寄りかかって文庫本を読んでいる。 長い黒髪の地味そうな子だった。 ...

浜松アクトタワーでの怖い体験

先日の信じられない体験、落ち着いてきたので今日投稿。 ちなみに当方クソゆとり世代の高校生。 怖い話にありがちな場所隠すということがアホらしいから言っちゃうけど浜松市にアクトタワーっていう建物が...

母が突然死する家系

これは、子供たちを連れて実家へ遊びに行った時のこと。 普段から穏やかな母、明るい父、同居の妹一家、みんなで楽しく話していた。 途中で母が、「そうだ、カズキ(長男)にいい本を見つけたのよ♪」と笑...

いちゃいけない奴

ある冬の日、先生は前任の学校の元教え子と久々に飲みにいった。 何事もなく飲んる最中、その教え子がカメラ(携帯だったかも)を取り出しながら言った。 「そういえば先生、オカルトとかそういうの詳しか...

真っ赤な人影

結構前にあった話なんだけども、その日いつものように仕事が終わって夕方(6時過ぎくらい)家に帰ってきた。 いつものように居間に入ると、そこでお袋が部屋の電気も付けずに耳塞いで暗い部屋の中でうずくまって...

呪いの相手

大学時代、俺にはAという親友がいた。 Aは超ハイスペックで成績はいいし、外見・性格共にイケメンだった。 (顔はオダギリジョーっぽい感じ) 俺は冴えないブサメン・根暗だから、何でこいつが仲良く...

あたしじゃない

映像系の専門学校に通っているF君のもとに、幼馴染のA君から電話があった。 「俺、結婚することになったんだ」と、弾んだ声をしている。 「ええっ、おめでとう。で、相手はだれ?」 「一度会ってるよ...

犯罪者識別能力

高校のとき、友達に柔道部の奴がいて、よく繁華街で喧嘩して警察にの世話になっていた。 そいつは185センチで100キロっていう、典型的な大男。名前はA 。 性格は温厚で意外と気弱。気は優しくて力持...

不可解な姉の自殺

高校2年の夏、姉が死んだ。21歳だった。 一人暮らしをしていたマンションの屋上からの飛び降り自殺。 動機は不明。 家族の中で姉と最も親しかった私にも、自殺の原因は全く見当がつかなかった。 ...

大きな袋

もう何年も前の体験だ。 確か青森県内だった。 出張で1泊するために安い宿を探して適当に決めたホテルがあった。 そこは口コミもまぁひどくはなかったし、何より安かった。 俺のとこは宿泊代が定額...