持ち主からの電話

○○(デパート)で買い物をし終え、駐車場へ向かう途中、自分のバイクの横に携帯電話が落ちているのに気がつきました。 丁度すぐ近くに警察署があるので、届けてあげようと思い、拾い上げたとたん、ピピ・・・と...

5階建ての格安物件

会社の同僚とオカルト話をしていたら、一人が、自分の嫁さんが幽霊と間違われたとか話し出した。 新婚当時、鎌倉に住んでいたが、奥さんが大船から一人でタクシーに乗って自宅に帰ろうとしたら、自宅近くで運...

悪魔の最大の攻撃

まとめて書いてから貼ろうと思って頑張って書いてたら、こんな時間じゃねーかw 昼からバイトなのに… 今から五年程前、俺が工房だったころの話をしますよ。 俺の家は教会で、親父が牧師をやってる。 ...

誰も知らない初恋の人

初恋の相手とのできごと。 鮮明に覚えているのに、相手の顔も名前も覚えていない体験。 7歳の頃、同じ学年で別のクラスの男の子と仲良くなった。 当時、私はいじめられたりすることもあって、一緒に帰...

曾祖母の遺言

曾祖母の心残りなこと 曾祖母(母の祖母)の臨終の際の話。(俺が生まれる前。昭和40年代の話) 当時、曾祖母は既に80代後半。老衰で病の床に伏せっていた。自分の死期が近いことを、既に悟って...

予知夢が見れた幼馴染の最期

オレがガキの頃、近所にAという幼馴染がいた。 学年も同じで、毎朝一緒に学校へ行った。 Aは何故か未来のことをよく知っていて、その頃に夢中だった漫画とかアニメとかについて、来週どうなるかを教えてくれ...

未来の夢

小児白血病だったK君の話です。 K君は三度目の再発でした。急速に増えて行く白血病細胞の数。 ドクターはK君のご両親に、 「化学療法のみの延命治療なら持って後3ヶ月、残る治療法は骨髄移植ですが成功...

師匠シリーズ 第31話 四隅

大学1回生の初秋。 オカルト系のネット仲間と「合宿」と銘打ってオフ会を開いた。 山間のキャンプ地で、「出る」という噂のロッジに泊まることにしたのである。 オフ会は普段からよくあったのだが、泊まり...

抜け落ちた記憶

私は小学3年の冬から4年の5月までの間、記憶がありません。 何故かそこの期間だけ記憶が飛んでしまっているんです。 校庭でサッカーをして走っていたのが3年最後の記憶で、それが突然に学校の廊下の、大き...

変わった心霊体質

子どものころから幽霊なんて存在とは無縁だったし、自分自身あまり信じていなかったんだけど、最近になっておかしなことに気付いた。 今の職場、つい先日転職活動で採用されたばかりで、自宅から徒歩で20分くら...

師匠シリーズ 第30話 坂

大学1回生の夏。 『四次元坂』という地元ではわりと有名な心霊スポットに挑んだ。 曰く、夜にその坂でギアをニュートラルに入れると車が坂道を登って行くというのだ。 その噂を聞いて僕は俄然興奮した。 ...

魔界の異物

料理の才能が全くない俺。 新婚当時、共働きだから当然家事もちゃんと分担するつもりだった。 ある日、俺がカレーを作って二人で食べたところ、嫁がとんぼ返りをするようにひっくり返ってブッ倒れた。 ...