地元の近くに赤橋と言う橋が有って、まだ行ったことが無いから友達について行くことにした。
赤橋の前に別の縁切り神社という心霊スポット(正確に言うと心霊スポットでは無く丑の刻参りをする神社で多分出ないと思う)へ寄ってくことにした。
外灯が無いためライトを持って行くことにした。
縁切り神社へは以前にも行ったことがあったが相変わらずの異様な雰囲気に直ぐその場から離れることにした。
言い忘れていたけど、俺は全く霊感無し。
で、目的の赤橋に着いた。
その名の通り赤い橋が海をまたいでおり、外灯があるためライトは必要無く、縁切りと違いやばい雰囲気も無い。
わりと綺麗な所なので心霊スポットとして失格だ。
取り合えず橋を渡って見ることにした。
何も起こらない。
渡り終えた場所は正面に木々が覆っており外灯が幾つか立っていた。
これで終わりかと拍子抜けしていたがそこから更に道が続いているの見えたので取りあえず行って見ることにした。
橋を渡り終えた場所から迂回してちょうど橋の反対側に出たそこはマリーナ?だった。
こちらには外灯は一本も立っておらず、道に木が覆い被さるように生えており薄暗かった。
見えないと言う程では無かったが「折角ライト持って来たし」と思いライトを点け奥を目指した。
そのコンクリートで固められた道は決して長くは無く直ぐに半分の地点まで来た。
そこで異変が起こった。
ライトがフェードアウトする様に消えてしまったのだ。
だが、俺はこの異変に気付かず、ただの電池切れで済ませた。
その後、奥まで到達。
その先は足場の悪い岩場が続いており、脇に白いフルフェイスのヘルメットが投げ棄てられていた。
ライトも点かないし、足場も悪いので引き返す事にした。
そして橋を渡る途中になんであんなに明るかったライトが急に切れたのか疑問に思い再びスイッチを入れてみた。
そして異変に気付いた。
なんとライトは煌々と俺の顔を照らしていた。
よく考えたらおかしい、電池切れと言ってもあんなに急激に輝度が落ちる筈がないんだ。
これは何かの警告か?あのまま岩場の先に行っていたら俺はどうなっていただろう。
今、考えたらゾッとした。
長文乱文サマソ