更生保護施設

私がゾッとした話(幽霊系じゃない)
文才ないし初めて書く話だからわかりづらかったらごめん

当時大学生だった頃に私は福祉を専攻していた
大学2年のときに実習に行かなければならず、施設一覧が載っている紙を渡されてその中から自分達で希望を出す
他の人と被ったりしなければスムーズに希望の施設だし、被っても自宅から近い人が行くことになる

私は犯罪心理に興味もあったから「更生保護施設」に希望を出して夏休みの1ヶ月間、9-17時で実習することになった

他50代の女性(大学生)、同い年の男性
大学はそれぞれバラバラだったし実習中だから仲良くワイワイというより終始敬語

実習３日目ぐらいに50代女性から

「私さん、若くて可愛いから気をつけてくださいね」

と言われて何のことかわからなかった

どうもこの施設、犯罪の中でも重罪の人が集まる所
放火、殺人、性犯罪など

その中で早速、幼女へ対し性犯罪をした人に目をつけられた
この人は下記Aさん
わりと施設の中でも手を焼いている人のようで、暇さえあれば絡んでくる
更生プログラムみたいなものを受講中は「私さんとじゃなきゃやらない！」等と言うわずーーーっと見てくる
そして男性の講師が来てやるような更生プログラム時は「アトピーが辛いから病院へ行く」といなくなる
基本オリーブオイルを体中に塗りたくっている
Aさん曰く皮膚科に行くのも女性の医師か看護師がいるところを選んでいくらしい
そして看護師に薬を塗ってもらうというのを週2ほどで行っているらしい

そしてそのAさん、これを繰り返していよいよ最終日
今までも近寄られたら触られそうになったが、50代女性の実習生や施設の職員が何とか守ってくれてた

施設の方達に御礼を述べたあと、Aさんに告白された
彼氏はいなかったがOKする理由が一つもないため丁重にお断りした

そしたら掴みかかってきた
施設の職員が止めてくれて最後の最後でクソみたいな空気を感じながら帰ろうと施設から駅まで歩いて向かっていたら

ダダダダダダダダッ！！！！

と聞こえて
ん？と思って振り返ると

Aさん
必死な顔して走って追いかけてきている
スピードは遅いが、顔つきと音で怖すぎて腰抜かしそうになっていた

Aさんの後ろからは施設の職員がAさんを追いかけてきており「私さん！走って！！早く電車乗って！！」と言われて走って逃げて私の実習は終わった

後日談として、
その実習先は女子学生の受け入れはNGとなった
実習終わったら1ヶ月近く時間をかけてレポート作成→授業で発表→お礼状作成→レポートのコピーとお礼状を学校から施設に送付するのだが、私だけレポートは授業終わりに学校で回収
施設には送るがメールで送る
お礼状はAさんに見つかったら危ないからとナシ

今思い出してみるとちょっと笑えるけど、当時は本当に怖くて犯罪者は全員軽蔑するレベルになり犯罪系の授業からは手を引いた

以上です
たいして怖くない話にくわえ、ダラダラ書いてすまん

もう刑務所出所して更生保護施設というところに預けられてる
言葉足らずだったから補足

出所したあとは、基本身内のところにいく
ただ、身内が様々な理由で受け入れ拒否となった場合にその更正保護施設に行く
再犯すればもちろんまた刑務所へ入所
しなければそのまま一人暮らししてハロワに斡旋してもらった仕事をするて感じ
あれかれ8年経ったから今どうなってるかわからん