ええと、私が中学生の頃理科の先生に聞いたハナシです。
あるとき、その先生は家族で引越しをされたそうです。
(アパートなのか一軒家なのかは忘れましたが)
しばらくして、突然先生の子どもの身体の具合が悪くなり、いろいろな病院で診てもらったのですが、原因がまったく不明。
そうするうち、あるお医者さんに自分の知り合いの霊能者(?)のところに行ってはどうか?と、すすめられ半信半疑だったものの、藁にもすがる思いで、先生はその霊能者の方に自宅に来てもらったそうです。
すると、その霊能者が部屋を見まわして・・・
「この家の中に打ってある釘を抜きなさい」
と、言うのだそうです。
言われてみれば部屋の中には前の住人が打ったと思われる、無数の釘が打たれていたそうです。
まるで室内に洗濯物を干すためにロープでも張ってたんだろうか?というような感じで。
少なからず引っ越したときから先生たちも釘が多く打ってある事が気になっていたそうです。
そして、言われた通りにそれらの釘を抜いたところ、子どもの具合もみるみる良くなり、元に戻ったそうです・・・。
このハナシはこれでおしまいなのですが、この先生はほかにも海で溺れて沈んでた女の人を偶然発見して助けたり、資料を探しに山に出かけて発掘してたら、死体を発見したり(昔の自殺者だったらしい)などの様々な話しを聞かせてくれました。