小五から小六に上がる時、他所の学校から何人か転校生が来た。
たぶん統廃合とかいうのなんだろうけど、当時はそういう知識なし。
その中に仮にYちゃんと呼ぶ子がいた。
Yちゃんは目立ったところの無い子で、普通だと何ら報告する点は無い。
…筈なんだけど、年度の初め、クラスで撮った集合写真を家で広げてワイワイしてたら、遊びに来てた叔父が、
「あれえ?この子、俺が小五ん時、同級生だったよ?」
聞くと、叔父が最初通った小学校は五年で廃校になったらしく、一応学年の最後まで一緒だったクラスメイトに、Yちゃんと同姓同名(苗字がT)、見た目も全く同じ子がいたらしい。
叔父は私の12コ上で、するとYちゃんは24て事になる。
でも当時の私は毎日が忙しく(勉強、お稽古事)、その話を聞いても、ふーん、なんか事情があるんだね、
くらいで済ませてしまい、あんま深く考えなかったんだよね…
いま思うと、そんな事ありえない!
一度、クラスでなんかの書類作成した時、Yちゃんがうちらの12上の生年記入してて、ほかの子が
「あれー?なんで●●年なのお?」
て口に出し、担任が
「ほら、そういうのいいから」
て、遮ってた。
あー、やっぱり叔父の同級生なんだ、て久々思った程度で、すぐに忘れ、結局一年通してその事を殆ど意識しなかったんだ…
ひょっとして、歳のちがう子が小学校にいるのって、普通にある事なの?
それにしても12ちがうって、ちょっと極端な気するから、学校とか教育制度に詳しい人に今改めて聞いてみたい。