修学旅行の時に起こった話。
自分の話と聞いた話、うまくまとまってないかもしれないけど聞いて欲しい。
長文嫌いな人にはすみません。
あと2ヶ月で修学旅行だ!となっている時、東北の震災で東京行きが、兵庫、広島、岡山、大阪になった。
一泊目の夜、広島観光後、岡山のホテルに泊まった時。
たくさんの部屋で異変があった。
Wの部屋→ホテルの窓を背景に写真をとった。
写真を確認すると、髪の長い、目が赤い女の人が窓の外から、こちらを無表情で見ながら落ちていく瞬間が写っていたそうだ。
少し話は変わるけど、私の幼馴染にMとIとNがいるんだ。
Mは、お母さんが特に霊感が強く、M自身もたまに見えるらしい。
Iは、IのおばあちゃんとIだけ霊感が強く、他の家族は零感。
Nは、私と同じの零感。
Mの部屋…Mと同室の子(このホテルは、基本一部屋3人)が寝る前に一つのベッドに集まって、恋バナをしていた時。
後ろから嫌な感じがして、ふと目の前の窓をみると、自分の後ろのベッドに、髪の長い、目の赤い女の人が布団の中からこちらを見ていたらしい。
窓| |ベッド| |ベッド||電話| |ベッド|←ここに女の人
そう、WとMの部屋で、多分同じ人?幽霊が出た事になった。
翌日のバスで昨日の話をし合い、この事実を知った瞬間、数人の女の子が泣いたり吐いたり貰いゲロでパニックになった。
因みに、Mはその日友達のベッドで一緒に寝たらしい。
聞いてて一番怖かったのが、Iの所。
Iの部屋…この部屋が一番酷くて、先生が集まる始末になった。
まず、I達が部屋に入った時、ドアの内側には、いくつかの引っ掻き傷?のような痕。
この時点でIは寒気が酷かったらしいが、同室のNの「大丈夫やって~!下ネタでも話せばどっか行くでしょ」の一言で、そのまま宿泊する事に。
変な、湿っぽい不快感を感じながら、Iが風呂に入ると…
まず、髪の毛を解こうと鏡を見た瞬間。
例の、髪の長い、赤い女の人が鏡の隅にいたらしい。
「?!」と思い、もう一度見ると消えていて、よくわからないまま、そのまま風呂に入る事に。
(I達はNがアメトークみたい!とのことで、ご飯も入室も急いでた)
それで、シャワーを浴びていると、足元に溜まった水たまりに、目をかっ開いたおっさんと、水たまり越しに目が合ってしまった。
Iが中々戻ってこらず、Nが様子を見に行くと、Iが浴槽で気絶していたらしい。
もう一人の同室の子が先生を呼びに行って、担任、保健、学年主任、副主任が集まる始末。
Iは保健の先生と同室で寝て、2人はそのまま泊まる事になった。
私の部屋…私、R、Hが入室。
鍵を閉めるのが禁止だから、もし不審者が入ってきた時にどう戦うかについて話していたら(本当くだらん)、
ドンドン、ドン
と、ノックの音。
「?!?!?!」
と、3人で硬直し、とりあえず結論となった枕を確保すると、
「開けなしゃ~~~い!!」
…おばあちゃん先生でした\(^o^)/
鍵を開けて先生を入れると、どうやら、Iの部屋のことがあって、他にも異変がないか聞き回ってるとのこと。
それで、鍵をかけたことについて怒られた
…ちょっと待って欲しい。
私たち3人、部屋入った時「鍵閉めたらあかんとか、無用心やわ~」といって、確かに鍵はかけてないはず。
まさに今異変なんですけど。
おばあちゃん先生が帰った後、3人で確認しあったが、誰もかけていないとのこと。
…3人で「誰か無意識にかけたんやろ」と無理やり結論づけてお風呂へ。
(私がチキンなので、Rと一緒に入った。Dカップ柔らかかった)
風呂からあがり、Hのカメラで連写をして遊んでいた。
Hのカメラは、操作やシャッターを押す度、ピヨピヨ!と鳴く仕様。
連写をするとピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨとうるさく面白い。
連写した写真を見ると、4枚目の隅に白い淡い光が。
から5枚目数枚目にかけてまで、光が左方向(窓の方)へと移動している。
「光の反射か、カメラのゴミじゃね?」
「でも一枚目から、最後まで、一回も動かんと全く同じ場所で撮ったで?」
「……」
その時、ふと左の窓の方を見ると、すぐ近くに、病院が見えた。
もしかしたら外科とか、耳鼻科とか?
どういった病院かはわからないけれど、とにかく気味が悪かった。
「…もう寝よ」
Rの言葉を皮切りに、ベッドに寝転ぶと、
ドンドンドンドンドン!
頭の方の壁から、壁ドンされてる。
「隣TとKじゃん!うるせえわ~」
TとKは、クラスのお調子者コンビ。二人べやのくせに、壁の四方八方から壁ドンしてくるから、
「どんだけアクロバットに動いてんねんwwww」
と、こっちは3人で応戦。
TとKの部屋
_____壁_____ ←こんな感じ
私達の部屋
翌日の食堂で
「も~夜、TとKうるさすぎや!」というと、
K「え?TVの音量あげすぎてた?」
R「いや、壁ドンドンしてたが」
T「えっ、しとらん!私らアメトーク見てたし」
H「でも壁ドンドンしてたげ!私らも叩き返した」
T「そっちからの壁ドンも聞こえとらんけど…」
TとK、真顔。
その瞬間かなり鳥肌が立った。
私達の部屋は一番隅だから、他の人という訳でもないはず。
さらに、ホテルから出る前。
もう一度荷物を確認し、部屋に戻った時。
H「あ、昨日私のカメラ誰触った?」
H曰く、夜中寒くて目を覚ますと、ピヨピヨ!と、操作する音が聞こえたらしい。
でも、眠気の方が勝って、誰か確認しないまま布団にもぐって寝たとか。
R「それ、私も聞いた…」
Rは中々寝付けず、布団の中で携帯を触ったいたら、あの操作音が聞こえたらしい。
そのままRは気にせず「そろそろ寝るか…」と寝付いたらしい。
H「ならお前か!カメラ触ったのwww」
私「いや…私夜一回も起きてないっす」
H「え」
R「H、何回も3人でお泊りしてるし、こいつが寝つきいいの知ってるやろ…」
H「じゃあ誰やし…」
そこから、三人で忘れ物の確認もせず部屋から出た。
今でもたまにあの夜の話になるけど、何が起こってたか未だにわからん。
以上、修学旅行の体験談は終わり。長文すみませんでした…