漏れが小学校の低学年だった頃(約10年程前)
三重の尾鷲市というところに家族と幼馴染みの家族と一緒にキャンプへ行った。
キャンプの前日に皆で河原へテント張りに行きつつ水遊びしていると、急に雨が降りだしてきた。
皆慌てて車に戻って雨宿りをしていたけどなかなかやまないので 仕方なく帰ることに。
山道をしばらく走っていると、幼馴染みの男の子が車酔いをしたので一旦止まることに。
外の空気を吸ってましになったから帰ろうとすると来る途中にはなかったはずの古くて汚い小屋が。
ここは漏れの父の地元で小さい頃からよく遊びに来ていたので前からなかったのは皆知っていた。
変なの、と思いながら再び車に乗り込んで発進しようとしたら、その汚い小屋から、汚いおっさんが5~7人(うろ覚えスマソ) 出てきて、車の近くに群がってきた。
父がクラクションを鳴らすと、おっさん達が小屋に戻り何か叫んだ。
そしたらおっさん達と同じ数だけのでっかい汚い犬が、すごいスピードで走ってきた。
父が猛スピードで車を発進させたが犬もついてくる。
漏れ達子供は怖くて泣き叫ぶから車内はパニックでそれから山を下るまではよく覚えてないけれど、とにかく不思議で気持ち悪くて怖かった。
漏れ達が怖がるからキャンプは中止になった。
それから子供達の間ではそのことばかりが話題になったが親達はそんなこと覚えていないと言う。
今でも親達はそんなこと知らないと言うが、子供達は、はっきりと覚えている。
あれは一体何だったのだろう?