不思議な話一覧

テレポートする友人

えっと、友人Tの話、彼はとにかく不思議なヤツだった。 まず、身体が異常に柔らかい、酢を毎日飲んでいた、そして奇妙な拳法をやっていた、後にそれがジークンドーってブルースリーの開祖の拳法だと分かるのだが...

山盛りのどんぶり飯

山の中の山盛りのどんぶり飯の話。 大学時代、登山サークルに所属していた。 田舎の大学だったので近場に登れる山がいくつかあり、そこそこの規模のサークルだった。 そのサークルの先輩に尾久(仮...

舞子墓園

地元にある舞子墓園ってとこで自分と友達が体験した話。 自分の人生の中で唯一といっていいくらいハッキリ異常だと言い切れるおかしな体験だった。 そこはそこそこ大きな下り峠の中に墓園を作ったような場...

モッケ

私は友人の間では『幽霊避け』扱いされています。 行ったら絶対何かある!と言われているような心霊スポット巡りに私が同行すると、何も起こらない。 自殺者が出た部屋に入居した友人が霊現象で悩まさ...

冬山の避難小屋

不思議な話を聞いた。 だが、怖い話ではなかった。 それは今から8年ほど前のことだ。 S宮さんというディレクターが、冬山の撮影をするため山に登ることになった。 スタッフは、ディレクターのS宮...

開いていた 屋上

殺伐とした空気のなかケータイ&文才0ですが小学校の時の話を一つ。 私が通っていた小学校には屋上がありました。 まぁ何処の学校にも屋上はあるんですが、大抵は立ち入り禁止になっていて入れないように...

右腕

チャットにハマっていた頃の話だ。 まだ、ネットの普及率が30%を割っていて、接続料金は従量制というもの。 使った分だけ通信料が跳ね上がるわけ。 時間を気にせずチャットが出来る方法は23時から...

リアル恐怖新聞

私は46歳の、鎌倉富士夫似の男性です。菓子工場で副工場長をしております。 趣味はドライヴです。好きなタイプは長谷川京子ですが、妻は天地真理似(現在の)です。 まあ、それはいいとして、これは私が体験...

りゅうちゃん

私は所謂『見える人』だ。 といっても『見える』『会話する』ぐらいで、他に特別な事が出来るわけではない。 例えば、分かり易く事故現場にボケっと突っ立つ、どことなく色の薄い青年。 私と目が合うと...

一日だけの友達

誰も信じない話し一つ投下。 ウチの近所に八幡神社のある山があって、近所の子供のたまり場、遊び場になってた。 夏休みに、その山の中に一人で入り込んで探検していたら知らない子供にあった。 (山を超え...

黒いビー玉

私が小学生の頃。 お父さんの実家に帰ったときに、おばあちゃんにビー玉セットを貰らった。 みかんネットのようなものに入っていたと思う。 勿体無くてしばらくネットの封を切らずにいたけれどある日、親が...

歪みの向こう側

中学生のときだったかな。 休みの日に、友達に公衆電話から呼び出されて、部活なんかもやってない俺が、しぶしぶ学校に行った。 そいつは野球部のやつで、何で公衆電話からなんだろう、と少し変に思いながら。...

携帯音楽再生機

俺はのんべんたらりと田舎町まで来ていた。 閑静な住宅街といったかんじだ。 俺は踏み切りを渡った。 線路のほうを見てみると若者たちが何人かスタントバイミーごっこをしていた。 ようは線路を徒歩で渡...

とりかえっ子

小学校3年生の時の話。 その日は土曜日で、当時の子供なら絶対に見逃してはいけない「8時だよ!全員集合」の放送があった。 夕方7時頃、幼稚園児だった妹が、「8時になったら起こしてね」と言って、2階に...

人形の視線

俺の子供の頃の話だけど、物置代わりに使ってる屋根裏部屋があったんだ。 いつからか、そこは俺のゲーム部屋となって、学校が終わったらいつもそこに入り浸るようになった。 秘密基地みたいな感じで、ゲームに...