沖縄のある有名ホテルに宿泊したのだが部屋に入ると壁には茶色い血のような染みがあり、洗面所には髪の毛の絡まったヘアピンが落ちていた。
その部屋はなんとなく空気が重く気持ちが悪かったが、疲れていたこともあり23時頃就寝した。
すると夜中に【ゴ~ン、ゴ~ン】と鐘をつくような音がしたかと思ったら金縛りにあった。
しばらくすると部屋の隅に人の気配がしたのでおそるおそる目を開けてみると、20~30歳位の女が右手にハサミを持ち自分で目を何度も突き刺していた!!!
流れ出る鮮血
しかし女は止めようとはしない。
恐怖で目を閉じようとしたが意思とは関係なくその姿を凝視し釘付けになっていた。
やがて女はこちらに気が付くと四つんばいになり近寄ってきた。
鼻と鼻がくっ付く位の距離まで来るとその女はニヤッと笑い
『お前見えるのか』
と言った。
その瞬間意識が遠のき気が付けば朝になっていた・・・
私は夜中の出来事が夢か現実か分からなくて混乱していたがブラッシングでもして落ち着こうと机の引き出しを開けた。
しかしそこにはヘアブラシではなく夜中に見たハサミが置いてあった!!!