5年前の話かな。
僕は寝てた。
夜11時ごろ、友人から携帯電話に着信があり、それで起こされた。
友人は怯えて焦っている様子だった。
「高校の友達からさっき電話あってな、ちょっといやぁな話でよ、ダイヤルを111と押せって言われたんだ。
お前も111とダイヤルして、この話を友達に回せ。
あと、繋がったら最後まで聞くなよ?
終わったら電話またくれや。」
何が最後まで聞くな なのか理解できなかったが、あまりに焦ってたので、僕は友人との電話を切り、111に家の電話でかけてみた。
数回コールがかかる。
がちゃ。
てん てん てん・・・・・♪
ゆっくりゆっくりと単音の「桜さくら」の音楽が聞こえる。
不気味な雰囲気なので電話を切った。
あ、友人に電話しなきゃ・・・。
と思い、その電話のボタンを見つめた。
いきなり呼び出しコールがかかった。
驚いて「通話」ボタンをおした。
てん てん てん・・・♪
かかってきた電話から先ほど111で聞いた 「桜さくら」が聞こえた。
まじっすか?
初めての不気味な体験で興奮した。
まぁ、コレはなんとなくタネがわかっちゃったんだけどね。
みんなもためしにやってみてよ。
怪談には使えそうな感じ。
今でも繋がるかわかんないし、桜さくらが流れるかもわかんないけど、電話はかかってくると思うよ。
本タネ知ってる人詳細教えてください。
<解説>
「111」は回線試験用の番号 ※現在は廃止されている
問題なく通話ができるか確認するための番号で、「111」に電話をかけると、自動的に「111」から着信が来るようになっている。
日本の電話番号
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%9B%BB%E8%A9%B1%E7%95%AA%E5%8F%B7