ある男子大学生がだらしない友人の部屋に泊まったときのこと…
友人の部屋はとても汚く、『こんなところに人が住めるのか?』と感じるほどに汚れていた。
しかし、既に終電も終わってしまったので、始発までちょこっと横になろうと思い、彼は汚い部屋を掻き分けて嫌々ながらも眠ることにした。
寝てしまえば部屋の汚さも気にならず関係がないと思ったのだ。
だが、それは間違った考えだった。
目を覚ますと彼の耳に激痛が走った。
あわてて病院に駆け込んで診てもらうこととなった。
医者は彼の耳を調べるなり一言。
「こりゃあ虫か何かが入っているね。」
数時間後、無事彼の耳の穴からはゴキブリが取り出された。
耳の中で暴れまわっていたことで彼の耳には激痛が走っていたのだ。