俺は今日家に帰る途中、小腹が減ったのでコンビニに寄った。
なんかレジで「最中」がどうのとか揉めていたが、気にせずおにぎりを2コ手に持ちレジへ向かった。
そして会計を済ませコンビニを出て車に向かった。
すると切ったはずのエンジンがかかっていた。
もちろん鍵は自分で持っている。
(おかしいな?)と思い、恐る恐るドアを開けてみた。
すると、抜いていった鍵がついている。いや、自分のじゃない鍵(鍵自体はあっている。)がささっていた。
「なんだこれ?気持ち悪いな…」
そう思ったが、とりあえず帰ろうとその車を運転して家路にたどり着く。
そんなのが5、6回続いて警察に届けをだした。
そしてあくる日、警察から電話がきた。(その間も同じ体験はしていた)
なんと警察の方は驚くような発言を俺にしたのだ。
なんと犯人は自分(俺)だと言うのだ。
指紋検証してみたら、俺以外の指紋はないのだと言うのだ。
俺は、「手袋でも使ってやったとかは…」と聞いてみたが、もし手袋使ったとしても解ると言われた。
結局、「鍵が勝手にささっている」ことはおさまったのだが、いまだに犯人がわからないでいるのには違いないので不気味だ。
一体誰の仕業だったのか…