ある男性がいました。
彼は最近アパートを借りて住んでいました。
ある日、寝ていたら隣に置いてある机の上にあった雑誌が、閉じていたはずなのに突然開きました。
その時は風か何かだろうと、そんな風にしか考えていませんでした。
ですが、次の日も、寝ていたら、消したはずのテレビが勝手に付きました。
さすがにおかしいと思ったのですが、その時は幻覚でも見ていたんだろうと、軽く受け流しました。
ですが次の日も、寝ていたら突然シャワーが流れ始めました。
とても怖くなり、そんな日が毎日続きました。
彼はここでやっと「霊の仕業」だと気付きました。
後日合コンがあり、二次会を彼の家でやることになりました。
初めは戸惑いましたが「まぁいいか」と心を許し、早速彼の家へ・・・
すると一人の女性が
「私絶対この家入りたくないっ!!!」
と言い出しました。
でも彼は家に霊が居ることを分かっていたので、
「霊感あるの?」
と聞きました。
彼女は「ある」と答えたので、部屋に来てもらい、室内を見て回ることに、、、
すると彼女は彼の寝室で
「キャー!!!!」
と叫びました。
そしてこういいました。
「テレビの後ろに長い髪の女の人が俯いて立ってる!!」
その瞬間ゾッとしました。
そして、彼女はこういいました。
「その女は彼氏に振られたらしくて、あなたを彼氏と勘違いしてるみたい。。。。」
と・・・。
もちろん彼はこんな部屋にいることもできず、最後に大家さんに挨拶しに行きました。
そして大家さんにそのことを全て話しました。
すると大家さんは、
「なんだ、知らなかったのかい?
そのアパートから飛び降りた人、あんたの部屋のベランダに頭ぶつけて死んだんだよ。」