今回、この場を借りさせてもらいある話をしたいと思います。
その話とは母が実際に体験したと言う不思議な実話についてです。
母は看護師の仕事をしていて、今でも仕事を続けているベテランです。
母は夕方くらいに帰ってくるので今の所、仕事場で夜勤をしてません。
しかし、この体験をしたのはまだ母が父と出会って間もない頃、夜勤をしていた時のことです。
母は夜勤の見回りをしていて交代時間が回ってきた時、「やっと、これで休める」と病院にある看護師の人達が休む休憩室に入ってソファーで仮眠を取っていた時の事です。
急にひどい金縛りにあったそうで、体は動かないは目は開かないは声はでないわでちょっとしたパニックになったそうです。
そして、耳元でこんな事を聞いたそうです。
『○○さん(患者さんの名前)が具合を悪そうにしてるよ』
それを聞いた時、金縛りはパッと解けたそうです。
母はこの時、(他の看護師の人が呼んでくれたのかな?)と思ったそうです。
で、そのあと本当に患者さんの一人が具合を悪くしていたそうです。
幸い、命に別状はなかったそうです。
そして、あの声の主は誰なのか、他の夜勤していた看護師さんに患者さんの手当てが終わった後聞いた所、こんな事を言ったそうですよ。
「いいえ、貴女が入った後は誰も休憩室には入らなかったわよ?」
…それでは、あの声の主は誰だったのでしょうか、真相は謎のままです。