このお話は2年前ぐらいに起きた実話です。
自宅での話で、この日家に居たのは私と祖父母だけです。
(祖父母は足が悪いです)
ある朝、ぐっすり寝ていた私。
ポンポン
と、頭を2、3度叩かれ目が覚めました。
目を開けて周りを見ても誰も居ませんでした。
気のせいか…と思い二度寝ができない私はそのまま体を起こし、一階のリビングへ行きました。
遊びにきていた祖父母に眠たい目を擦りながら
『おはよー』と挨拶しました。
そしてトイレに行きました…
私の家のトイレは階段の下にあり誰かが階段を上がるともちろん響きますのですぐに分かります。
そしてトイレに入った瞬間に…
ダッダッダッダッダッ
スゴい勢いで階段を駆け上がる音がしたのです…。
もちろん足の悪い祖父母があんな勢いよく階段を駆け上がれるわけないし、私と祖父母以外誰もいなかったので私は怖くなりトイレを出て念のため祖父母に
『今階段あがった?!』
と聞きましたがもちろん…
『誰も上がっちゃいないよ』
誰だったのでしょうか・・・・