営業依頼の手紙

友達のお父さんの話。 友達のお父さん(ややこしいので以下お父さん)は関西の会社で営業マンとして働いてました。 ある日、営業の依頼?が手紙で九州からきました。 その手紙は手書きで、今の時代珍し...

失踪事件

ずっと前、中学からの友人と久しぶりに食事をしていると友人の友人(またややこしくなるからKで)Kとその彼女・・・らしき人物に会った。 勿論俺は初対面で、さして知り合いでもない(当然か・・・)ので挨拶を...

夜の山道

怖いというかちょっと不思議な話を投入 先日連れとスノボに行ったときの話 結構いい宿がとれたのはいいんだけど、酒もつまみもけっこうボッタクリ価格なもんでじゃんけんで負けた俺がコンビニ探しに行く事...

透明な瓶

まだ小学生のころ、母方の祖父の弟が死んだ時の事。 俺は葬式のために、祖父に連れられて祖父の実家まで行くことになった。 忙しかった母親の代わりだったようだ。 家に着いてしばらく経って、親戚と話...

笑う女

旅先の長野の辺りで真っ暗な峠道をおっかなびっくり走ってたら、道路脇でほっそりした感じの女の人がギャハハハハh!!って笑ってた。 幽霊って感じより、基地外だ~!って思って必死で逃げた。 60k位で走...

あの世との通信

この話は第三者がきいても大して怖くないかも知れませんが、私的には鳥肌がたった経験。   いぜんに訪問介護をやっていました。ある利用者は、自宅では寝たきりの重度だったけれど、なんか見える?人みたい...

スーパーの監視カメラ

いつも買い物に行くスーパーの出入口には、店内を監視カメラで見てますよというのをお客に示すためか、あちこちの監視カメラの映像を流しているでかいモニタが置いてある。 で、買い物をしてレジで料金を払っ...

山の神様

中学時代、夏休みを利用して友達と川釣りに行こうって話になりました。 夜中の午前3時頃に集合、市街地からひたすら自転車をこいで約3時間、目的の川に到着しました。 早速皆で思い思いの場所に散って釣...

おさっしゃ

本家の洒落怖を読むといろいろと奇妙な地方の風習が出てきますが、わたしも子どもの頃に土地神への捧げものとなった体験があります。 そのときのことを書いてみます。 わたしの住んでいた所は今は合併で市...

死ぬかと思った話

全然、心霊とかメンヘラと遭遇した話でも無いが本当に死ぬかと思った話をします。 俺はかなり田舎の方に出張していた時の話。 いつも通りディスクワークで訛った身体をほぐす為、家に帰ったらまずジョギン...

巨大な死体

その昔、藤原信通という人が常陸守として任国にいたときのことである。 任期の終わる年の四月ごろ、おそろしく風が吹いた嵐の夜、某郡の東西浜というところに死人が打ち寄せられた。 死人の身長およそ十五メー...

大家さん

東京の大学に合格し、父親と下宿を探しに行った。 父親も私も、慣れない東京での部屋探しに手間をかける気になれず、学生課に紹介された、大家さんが同じ建物に住む古びたアパートで即決した。 そこの大家...

ネックレス

今の彼女と付き合い始めたばかりの頃の話。 とある駅前で彼女と待ち合わせをしていたのだが、その日は時間より早く着いてしまった。 近くに喫煙所があったのでそこで煙草を吸っていると、すぐ近くで黒人男...

校舎裏の彼女

文章下手なので読みづらいと思いますがご勘弁のほどを。 僕が中学3年生の頃転校をしたんですが、その転校先の学校で酷いいじめを受けた。 「女みたいな顔だ」「チビ」と最初はそんな感じでからかわれてい...

名画座のチケット

「あのさ、ただであげるからこのチケット、要らないか」 映画マニアである父の友人は気さくな口調でそう笑い、俺の手にとある名画座のチケットを握らせた。 「え、いいんですか。何の映画?」 「あ...