遺影写真
オカルと系じゃないけど、ひまだったら読んでみて 自分の勤めてる会社、コンピューター関係で色々やっているんですが、業務の一環で葬儀の遺影写真も作ってます。 取引先の葬儀屋さんから、メールとか、リ...
オカルと系じゃないけど、ひまだったら読んでみて 自分の勤めてる会社、コンピューター関係で色々やっているんですが、業務の一環で葬儀の遺影写真も作ってます。 取引先の葬儀屋さんから、メールとか、リ...
子供のころ、時々遊びに行っていた神社があった。 自宅から1キロほどの山のふもとにある、小さな神社だった。 神社は大抵ひとけがなく、実に静かだった。 神社の横が小さな林になっていたのだが、その...
美術系の専門学校に通っていた頃の話。 一年の前期は基礎学科で、専攻がどの分野でもデッサンや色彩学なんかをやる訳だが、この時期は課題提出が死ぬ程多かった。 加えて、授業で使う水張りパネルなんかを...
藤宮は今日も馴染みの喫茶店、鶴田珈琲に来ていた。 特に珈琲が旨い訳ではないが、この店に置いてあるビリヤード台を何となく見つめながら、ゆったりと時を過ごすのが好きだった。 珈琲を啜りながら藤...
Aの家は寺なんだが倉みたいなのがある。 Aの家に泊まった時の話。 夜、Aが面白いもん見せてやると倉に連れてかれた。 中は電気も通ってなく、懐中電灯で埃っぽい中を進む。 A「これこれ」と...
呼吸をするのが苦しくなるようなあの話に移る前に、すこしだけ、他愛ない普通の中学生だったころの話をさせてほしい。 カウントダウンの、そのまえに。 ナナシマキョウスケ、というその男...
小学校の頃、俺はそんなに友人が多い訳でもなく、どちらかというと一人でいる事の方が多かった。 そんな数少ない友人の一人にT君がいた。 俺の住んでいた土地は、市街地から電車でトンネルを二つ抜け、陸...
これは俺と両親の体験談。 でも当時3歳だった俺は当然覚えてなくて、両親から聞いた。 俺の父は骨董商をやっている。 絵から古道具、茶道具、なんだかよくわからないガラクタ?みたいなものまで色...
それはもう、いつのことだったか覚えていないが、たしか今日のように寒い中三の秋の日だったと思う。 どうしてそんな話が出たのかわからないが、いつもの帰り道、僕と親友の会話に「狼少年」という童話の話がでて...
高校生のとき、互いの家を気軽に行き来できる仲の友人Aがいた。 Aが不在のときうっかりお邪魔しちゃっても、Aのお母さんが 「いらっしゃい!いまね、ちょっと買い物に行きたいから、留守番しててもらえ...
祖父の部屋にはお面があった。 観音様のような顔立ちで、ありがたそうな代物ではあったが額に、顔だけ貼りつけたような面で、私は好きになれなかった。 ある日私は、一人で祖父の部屋で寝たのだが、そこで...
陽の当たる時間が短くなってきた頃の、ある日の夕暮れ。 僕はその日、掃除当番で教室に残っていた。 同じ掃除当番だったクラスメイトの女の子はゴミを置きに出ていて、僕はひたすらチリ取りを動かしていた。 ...
2年ほど前の話。 とある駅ビルのカフェレストランで昼食をとっていた時のこと。 食事もほぼ終わり、セットのデザートが出された頃、女性2人と子供2人の4人連れが入店してきた。 女性達は主婦仲間な...
俺が住んでたアパートだけどw 大学から帰ってきたら照明は点くんだけどTVやコンポとかコンセントから電気をとってるのが点かなくて不動産屋に電話したら、次の日に電気屋が見に来ることに。 翌日朝早く...
平成二十年、一月六日。 僕は二十三歳になった。 数人の友人たちや職場の同僚がお祝いの品をくれ、何人かとはパーティもどきのような席も設けた。 おおいに楽しく、シアワセな時間だったが、そこに僕の親友...