んじゃゲーム繋がりで自分の体験をば。
今から6~7年前の秋頃だったと思う。
まだ多少暑かったので窓を開けて自分の部屋でPCエンジン版の「百物語」のゲームCDをプレーヤーにかけて聞いていたんです。
知ってる人も居ると思いますがあのゲーム
稲川淳二の話のトラックと、ゲーム中に使われる音楽のトラックに分かれてるんです。
で稲川淳二の話を聞きながら本を読んでたんです。
そうする内に話が全部おわって、ゲーム中に使われる音楽が流れ始めた時
「フギャアアアアアアアアッ!」
窓の外で猫がケンカを始めました。
家の近所は野良猫が多くて、よくケンカする声が聞こえていたのですがあまりのタイミングの良さにびびってました。
「あーも-脅かすなよなー」
なんて事言いながら本に意識を戻したのですが…何かおかしいんです。
まず何時まで経っても猫のケンカ声が止まないんです。
その時点で鳴き始めてから4~5分経ってるんです。
普通ならそこまで泣き続ける前に取っ組み合いになってどこかに行くのにずっとケンカ声で泣き続けてるんです。
それともう一つ。
猫の声が一匹分しか聞こえない…
普通ケンカなら2匹の声が聞こえるはずなのに1匹の声しか聞こえない…
「猫は何にケンカを売ってるんだ…?」
音楽はまだスピーカーから流れてます。
猫の唸る声もまだ聞こえてます。
怖くなってきた自分は慌ててプレーヤーを停止させました。
するとあれだけ激しく唸っていた泣き声が途端に泣き止んだんです。
今度は沈黙の状態が2~3分ほど続きました。
「何なんだよ一体」なんて事を考えながら恐々窓の外を覗いてみると何も居ません。
幽霊どころか猫さえも。
「良かった~」なんてホッとしたのですが、又一つ疑問が。
自分の部屋の窓の下は、風呂場と母屋を繋ぐプラスチック成型のような屋根があるのですがそこから猫が移動すると絶対きしむんです。
ジャンプして移動しようものなら“ボンッッ”という音がします。
ところが音楽を止めてから2~3分の間、そんな移動するような音は聴いてません。
でも窓の向こうには何もいる気配がしません。
懐中電灯で照らしましたが何も見えません。
別の所で泣いてたのか?いや毎日のように聞こえているのを間違える訳が無い。
慌てて窓を閉めてゲームCDも片付けました。
それから以降2度とそのゲームをプレイヤーにかけて聞く事はしてません。
今でもあれは何だったのだろうと思います。
以上自分の体験でした。
読みにくくてスマソ。