「8月15日にスイカを食べると死ぬ」っていう言い伝えがある土地、誰か知らない?
子供の時に祖父から聞いた話なんだけど、祖父の大学時代の友人がその土地の出身で、田舎では旧盆には絶対スイカを食べさせてもらえなかったんだって。
でも、彼はスイカが大好き。
上京してからは旧盆中でも気にせずスイカを食べ、全然何ともなかった。
ところが、三〇代の時に夏休み帰省した彼は、周囲が止めるのも聞かず8月15日にスイカを食べ、急性の病気でその日の晩に亡くなってしまったそう。
その話を聞いて、子供心にも「迷信って効力範囲があるの?」と怪訝に思ったのを覚えている。
土地の名前も聞いたはずなんだけど、忘却のカナタ(祖父母はすでに逝去)
その土地、今でも8月15日にはスイカを食べないのかなぁ?気になる。
怖い話ではないからスレチかもしれんが、盆の物忌み、うちでは今も続いてるよ。
13日の迎え火から、16日の送り火までの間は生臭は食べちゃいけないって言う。
それを破ったからと言って何かあるわけではないが、そういう風習が残ってるとこ他にもあったんだね。
因みにこちらは、昔は同じ檀家集は皆やっていたそうだけど、未だにやってるのはうちだけらしい。
他に元旦の朝食は前年の残り物を食べなきゃいけない。
おせち料理やお雑煮はお昼からで、小さい時はそれが嫌だったなあ。
でも、民俗学の専門書を読んでて、禁忌とされている食物は供物である、というのを最近知った。
捧げる物だから、現世の人は食べちゃいけないらしい。
それを読んで、今までただそういうものだと受け入れていただけだったのが、何となく納得出来るようになったよ。