23時に仕事が終わって車で帰ってる途中の事なんやけど、家の少し手前の直線道路にさしかかった時、いっつも点いてる街灯が全部なぜか消えてたんですよ。
そこでまず気味が悪くなって、ライトをハイビームにしたんです。
そしたら、道路の左側になんかあるんですよ。
もともとそこには中くらいの祠(?)みたいなものが建ってて、毎日そこを通ってるから見慣れてるんですが、その日はその祠の横になんかあったんです。
で、だんだん近づくにつれて、それがどうやら人だってことがわかったんですね。
それでなんかうちはホッとしたんですよ、なんだぁ~人か・・・みたいに。
でもいよいよその人がはっきり見える位置に来て、正直背筋がゾゾゾってしました。
ピクリとも動かんのです。
道路に背中を向けた状態で、両腕が脱臼したみたいにブラーンと下に垂れてて、頭もガクッと垂れて前のめりで。
顔がまったく見えんのです。
髪が長くて頭を垂れてるから髪が顔全体を隠してしまって。
通り過ぎた後、3回ミラーで確認して、4回目見ようとすると街灯が全部点いたんですよ。
で、ミラー見たらそこには何にも無かったです。
あれからその道は夜通らないことにしてます。
もっと詳細やけど、その格好も異様な感じだったんよ。
夏だったのにいまどき着ないだろ!みたいなトレーナーにロングスカート。
なのに素足にスニーカー。
全体的に汚れてるの。
しばらくは思い出して夜寝れなかったが、こっち振り向かれなくて良かった~と思っています。