年末は、紅白かつまんないTVしかやってないのである女性に聞いた話。
その女性の小学校だか、中学校ではやった話なので聞いた事があるとは思うが、
ある女性が公衆トイレに入った。
用を終わった後、汚物入れの横にリカちゃん人形が置いてあった。
何でこんなところにと思って持ち上げてみた。
服がかなり汚れていたので、かわいそうにと思い、手で拭いてあげるとなにか、違和感があった。
よく見ると、足が三本あった。
お尻のところから他の足とは質感の違う肉色の三本目の足があった。
ビックリして放り投げると、三本目の足で立上り、こっちを見て、抑揚の無い機械的な、そうリカチャン電話で流れるあの声で
「わたしリカちゃん。呪われているの。わたしリカちゃん。呪われているの。」
壊れたみたいになんども繰り返ししゃべっていた。
あまりの怖さにそのトイレから逃げるようにとび出し家に帰った。
耳障りなその声は家に帰ってもいつまでも聞こえ、怖さのあまり、近くにあったボールペンで耳を突き鼓膜を破った。
そして、彼女は病院に運ばれたが、鼓膜は治らず耳が聞こえるようにはならなかった。
しかし、あの声はいつまでも聞こえ続け彼女は精神病院へそのまま行ったという。
そして、三本足のリカちゃんは何処かのトイレで次の犠牲者を待っていると言う。