昔、元同僚から聞いた話です。
元同僚の知人A子は若いこともあってとても働き者で、それこそ過労死するんじゃないかという勢いで働く毎日を送っていたそうです。
ある日、頭痛を訴え病院に行き、そのまま入院…
どうやら余命宣告がされる程、体は壊れていたそうです。
A子の世話は霊感の強いA子の祖母がしており、時々その祖母に憑依していたそうです。
ある日、A子の母親その他親類がA子の病室の外で集まり、「A子はもうダメだ。」ということで、葬式はどのようにするか話し合っていたそうです。
そこでA子の祖母が突然怒鳴りだし、
「私はまだ生きてるのに、葬式の話なんてやめてよ!」
と、祖母の声ではない声で叫んだそうです。
また同じように「頭が痛い、頭が痛い・・・」と、A子が意識を失っている時に決まってA子の祖母が訴えていたそうです。
結局A子は24歳という若さで逝ってしまいました。
頭痛で意識を失いながら祖母の体を借り、自分の葬式の話を聞かされるなんて嫌な話ですね・・・。