この話はすごくポピュラーですけど、読んだ後にもしかしたら来るかもしれないので気をつけてください。
私が中学1年生の時に、2つ上の兄から聞いた話が発端となって起こったものです。
その話とは、『婆、去れ』というものでご存知の方も多いと思います。
話の筋としては、夜中に窓やドアを叩く音がするので
「誰だ?」
と思ってうかつに開けると
(もし開けなくても友人や身内の声色を使う)
魂を持って行かれるという話でした。
私は、この話を信じてしまい1人で寝るのが怖くなり、隣の兄の部屋に布団を持って行って寝ていました。
聞いてから大分たったある日の夜にやってきたのです!
詳しい時間は定かではないですけど、だいたい夜の1時頃だと思います。
急に家の扉がドン!ドン!ドン!と激しく叩かれたので
「なんだ?」
と思い、その後で兄の話を思い出したので、同時に
「来た!」
と思いました。
何故、それがわかったのかといいますと、私の家は、階段を使って3階まで登らなければ扉を叩けるはずがないのです。
それに夜中は静まりかえっていて、普通に登っても足音が響きます。
それに酔っ払いかとも思いましたが、それなら大声を上げたり、登りと降りの階段で足音がするはずです。
足音は全然しなかったのです。
それに呼び鈴があるのに何故、押さなかったのでしょう?
私は、怖くなって布団を被って寝てしまいました。
そして、最後に疑問として何故,あれだけの大きな音で叩かれていたのに、私以外の家族は起きなかったのでしょう。
ちなみに、来た時は「婆、去れ」と3回唱えれば良いそうです。
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