時間を戻せる

時間を戻せる 俺怖 [洒落怖・怖い話 まとめ]

ここでなら書いたら信じてくれる人もいるかもしれない…
駄文で申しわけないがちょっと聞いてほしい。
ただ俺にとっては怖い話なんだけど
見てる人にとっては不思議な話、もしくは俺が電波発言してるようにしか
聞こえないと思う。
長文になる上にわかりにくいと思うんでこういうの、苦手な人はすっ飛ばしてほしい。

今まで話しても誰にも信じてもらえない。
一切証拠が出すことができないからだ。
俺も人にそんな話されても信用できないし、むしろ鼻であざ笑うだろうな。
だから、信じられない方が正常であって、批判も中傷も甘んじて受けるよ。
その上で書く。

俺は「時間を戻せる」。

何もせずに勝手に時間が戻るとかじゃなくて、自分が時間を戻そうと、ものすごく集中した時、強く願った時だけだ。
ただ戻るだけ。何分、何時間、何秒、そういった制御はできない。
体調によるものか、気分的なものなのかはわからないけど時間はマチマチ。
でも、とにかく時間を戻すことができる。
時間を戻すと一言でいっても、戻せた時間の中では何もできない。
融通の利かない夢の中にいるような感じで
自分の意志で自分を動かすことができないんだ。
その「時間を戻した」中では何をしようとしても何もできない。

例えるならば、物静かなレストランでいきなり服を脱いで奇声を発しながら暴れ出す。
という行動は、「やろうとしたら出来なくはない。」
でもそれは本能的に回避して、普通「実際に行動には移せない」だろ?
周囲の目、自分へのプライド、やればどうなるか、などなど
そういう条件が重なって、「それ自体をやるのは簡単」だけど「心のどこかでそれを拒絶して行動に出せない」みたいな感じにある。
ようはそういうことだ。
俺がどんなに「時間を戻した」場所で動こうとしても動けないんだ。
戻した時間の中で、俺は、俺が戻した時間から戻そうと願った時間まで、俺の目線で全てがオートで動く。
わかりにくいがこんな状態なんだ。
電波とか思われても仕方はない。でも俺にはそれが現実であるし事実だ。
決して記憶を探りだして、それを脳内リフレインしてるわけではない。

普段自分に起こった出来事を思い出したりすることは勿論ある。
でもそれとは違うんだ。
時間が戻ってる時の目線は「俺がその時に見ていたもの」しか映らないが目を目の前の光景ではなく、その周りに集中すると目玉の位置はずらさなくても少しだけ回りの風景を映すことはできるだろ?
それくらいの事はできるんだ。
つまりこれはその時見た「記憶外」のことであり
記憶とはちょっと違う風景を見ることができる。

グラスを落として割ったことがある。
その時にも時間を戻してみた。
当時は、無理矢理体を動かそうとすれば動かせるかも、という思いがあったから。
人からのプレゼントで大事なグラスだったし。
結局は動かせなかったけど、グラスが割れる時がわかるので
破片がどうなるか、とかその場にいたネコの身を翻す動作などは戻した時間の中で見ることはできた。ちょっと面白かった。
ただ、その程度のモノでしかない。
役にも立たないし、証拠も出せない。
でも「時間を戻せる」っていうのは俺の中では事実なんだ。
俺自身、わからない事がまだまだ多くて不明な点も多いからこれだけ見ても説明不足だと思う。

朝っぱらから混乱させて申しわけないが
少しでも共感を持ってくれる人、わかってくれる人がいれば幸いだ。

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