友人のお話。
夢の中で小さい男の子が泣いていたそうです。
泣き止みそうも無いので
「どうしたの?どっか痛いの?」
と声をかけると、
「お姉ちゃん、一緒に行こうよ」
と言ってきたとか。
ははーん、
これは私を向こうの世界に連れて行こうとしているなと思った彼女は、
「一緒には行けないよ」
と断りました。
男の子は
「どうして?」
と聞いてきたので、
「まだまだ結婚したり子供産んだり、やらなくちゃいけない事がいっぱいあるから」
と理由を言ったそうです。
すると男の子は泣き止み
「分かった」
と言って、くるっと後ろを向きました。
その瞬間、ドンッ!って衝撃を受け目を覚ましました。
よく見てみると目の前に壁があります。
あれ?と思ってよく見ると、自分の身体の半分以上が壁の中にめり込んでいる状態。
それに気付いた彼女は気を失ってしまったそうです。
次に目覚めた時は、身体の位置もいつもと変わらなかったそうです。
「あの時『うん』って言ってたら、そのまま壁の中に連れてかれてたよ」
と言ってます。
稲川淳二さんのお話の元ネタになったとか。